丸付き数字とかミリの合成文字とか括弧付き株式会社を出さなきゃいけない事態になった時の対処。
下記の方法は、今回Windows環境で揃っているから取れた対処な気がしています。
LaTeXで機種依存文字を出すために取った方法は、以下の2つ。
- LaTeXとLaTeX以外でreSTの記述を分ける
- LaTeX用の記述は、otfパッケージを使ったLaTeXの命令をreSTに直接記述する
LaTeXとLaTeX以外でreSTの記述を分ける
Sphinxのonlyディレクティブを使って latex と not latex を分け、LaTeXのotfパッケージを適用して、LaTeXの命令を直接記述する。
まず、conf.pyでLaTeXのプリアンブルにotfパッケージを追加する。
conf.py
latex_elements = {
'preamble': r'''
\usepackage{otf}
''',
(以下、省略)
}
その上で、reSTに以下のように記述する。
.. only:: not latex
①㍉
.. only:: latex
\ajMaru{1}\ajLig{ミリ}
この他にも出したい機種依存文字があったので、CID番号を指定した記述もしている。
今回の方法は、やりたいことは実現できているけど、方法が強引で限定された環境でしか使えなそうなのが気になってる…。