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ハッシュリテラルの中でヒアドキュメントを使う (Ruby)

Last updated at Posted at 2014-03-19

超絶注意

基本的な構文を誤解していた為、誤った記述を大幅に削除しました。
(記事削除、絶賛検討中)

ハッシュリテラル中のヒアドキュメント

ヒアドキュメントはハッシュリテラルの中でも普通に使える。
ちなみに英語では"here document"らしい。

rice_to_meat_you.rb
hash = {cow:<<'EOS'}
 ______________
< I love beaf. >
 --------------
        \   ^__^
         \  (oo)\_______
            (__)\       )\/\
                ||----w |
                ||     ||
EOS

puts hash[:cow]

複数のヒアドキュメントを使う

下のように書くと、ハッシュリテラルは1行で済む。
シンタックスハイライトと頭はぐちゃぐちゃになるかも。
(Qiitaのシンタックスハイライトは大丈夫。すごい)

パターン1/一括
hash = {one:<<HERE, two:<<HERE, three:<<HERE}
1
HERE
2
HERE
3
HERE

p hash
# => {:one=>"1\n", :two=>"2\n", :three=>"3\n"}

下のように分割すると分かりやすい。

パターン2/分割
hash = {

one:<<HERE,
1
HERE

two:<<HERE,
2
HERE

three:<<HERE,
3
HERE

}

p hash
# => {:one=>"1\n", :two=>"2\n", :three=>"3\n"}

ハッシュリテラルの最後のコンマは無視される。
付けるようにしたほうが何かと楽。

コンマは他の場所に打つと駄目。

ヒアドキュメントの基本

インデント

hash = {
  one:<<-HERE, 
  1
  HERE

  two:<<-HERE
2
  HERE
}

p hash
#{:one=>"  1\n", :two=>"2\n"}

ヒアドキュメントの開始の識別子の前に「-」を置くと、終端行をインデント可能。
「-」がない状態で終端行をインデントすると終端として認識されない。
本来、識別子以外の文字列が1文字でもあると終端にならないので。

もちろん、ヒアドキュメント中のインデントのスペースはそのまま。

末尾の改行を削除

hash = {one:<<HERE.chomp, two:<<HERE.rstrip}
1
HERE
2
HERE

p hash
# => {:one=>"1", :two=>"2"}

ただの文字列なので、そのままメソッド呼べる。

識別子を囲む点の違い

囲んだ点の文字列リテラルと同じ動作になる。

ダブルクォート (")

p <<"EOS"
#{1 + 1}
EOS

# => "2\n"

"#{1 + 1}"と同じ。普通の文字列。
点で囲まない場合もこれ。

シングルクォート (')

p <<'EOS'
#{1 + 1}
EOS

# => "\#{1 + 1}\n"

'#{1 + 1}'と同じ。(式展開とかエスケープ文字とかそのまま)

バッククォート (`)

p <<`EOS`
echo "hello world"
EOS

# => "hello world\n"

# `echo "hello world"`と同じ。(コマンド実行)
# (Markdownで「`」のエスケープの仕方が分からないのでコメントとして書いてます)

参考

  • Ruby 2.1.0 リファレンスマニュアル - リテラル
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