開発中にissueを見ようとして、
- ブラウザを開き
- issueを検索して
- でも日本語で検索してもうまく見つからなくてあーーーー。
っていうことありませんか。僕はあります。
issueもコマンドラインで開きたいし、賢く日本語で検索したいですよね。実現しましょう!
ghiとpecoの導入
まず、コマンドラインからissueを作成・閲覧などができる、ghiというruby製のツールをインストールします。
$ brew install ghi
利用するためには、ユーザー認証を行う必要があるので、それも併せて行いましょう。
$ ghi config --auth mamoru0217
Enter mamoru0217's GitHub password (never stored)
peco
もはや説明いらないと思いますが、pecoもインストールしておきましょう。こちらも、homebrewで一発です。
$ brew install peco
pecoの使い方について詳しくはhttp://qiita.com/xtetsuji/items/05f6f4c1b17854cdd75b などが参考になります。
pecoで日本語検索を可能にする
日本語がタイトルに含まれているissueも多いとので、migemogrepでローマ字から日本語のサーチができるようにしておきましょう。
$ brew tap peco/peco
$ brew install migemogrep
その後、~/config/peco
以下にconfig.json
を作成します。
{
"CustomFilter": {
"Migemo": {
"Cmd": "migemogrep",
"BufferThreshold": 10000
}
}
}
すると、pecoを利用している時に、ctrl + r
で選択できるfilter
にMigemo
が追加されて、ローマ字から日本語の文章をサーチすることができるようになります。
とりあえず以下を書けば良い
上記のインストールが全て完了したら、.bashrc
などに、例えば
show_open_issues_on_web() {
ghi show -w $(ghi list --filter 'all'| peco)
}
alias si=show_open_issues_on_web
と書けば、
というように、コマンドラインからissueのリストを呼び出し、ローマ字で日本語検索した上で、webで閲覧できるようになります。
やっていることはよくあるpeco
の使い方ですね。
簡単にghiの説明
ghi list
で、カレントディレクトリのレポジトリのすべてのopen issue(pull request含む)のリストを出すことができます。
$ ghi list
# wantedly/wantedly open issues
18062: 年末年始対応について ↑
18061: 高速化アイデアのまとめ 10
18057: 利用できる記号について Question
...
-
↑
が付いているものはpull requestです - タイトルの横についている数字は、コメントの数です
- タイトルの横についている文字は
label
です
利用できるオプション
よく使いそうなものを挙げておきます。
オプション名 | 説明 |
---|---|
-s, --state 'open' or 'close' | issueのstateを指定(デフォルトはopen) |
-L, --label ... | ラベルを指定 |
-u, --[no-]assignee [] | がアサインされたもの |
--mine(--assigneeと同じ) | 自分がアサインされたもの |
-U, --mentioned [] | メンションされたもの |