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Fess10の導入 Fess9との違いなど

Last updated at Posted at 2016-03-15

#はじめに

Fess10.0が2016/2/5にリリースされ、現在の最新バージョンは10.0.2です。
Fess9との違いと共に導入方法を見ていきます。

#Fessとは

FessはApacheライセンスで提供されている簡単に構築可能な全文検索サーバーです。Javaで作られているのでクロスプラットフォームです。

#導入

公式のページに従って5分で導入できます。
http://fess.codelibs.org/ja/10.0/install/install.html

###ダウンロード

zipファイルをダウンロードする方法をとります。
https://github.com/codelibs/fess/releases からfess-10.0.2.zipをダウンロードします。

###起動

zipファイルを任意の場所に展開したあと、fessを起動させます。

$ cd fess-10.0.2
$ ./bin/fess

停止させるにはCtrl+Cでkillします。

#Fessにアクセス

トップ: http://localhost:8080/
管理UI: http://localhost:8080/admin

管理UIにアクセスします。デフォルトのID/passwordはadmin/adminです。

#Fess10とFess9の違い

##管理UI
管理UIのデザインが一新されました!

Fess9
fess9-admin.png

Fess10
fess10-top.png

これはすごい!一気にかっこよくなってますね。左のメニューがドロップダウンになっていて一層見やすくなってます。全体的には今流行りのフラットデザインというやつですね(たぶん)。

さらに、ダッシュボードというメニューが追加されました。
fess10-dashboard.png

リアルタイムに情報が更新されます。かっこいい。

##内部的な違い

Fess9までは検索システムにSolrを使っていましたがFess10からはElasticsearchを使っています。他にも様々な変更を施したようです。
LastaFluteに移行したFessとElasticsearch+ESFluteによるDBFlute環境

#使ってみる

試しにWebクロールをしてみたいと思います。

クローラ > ウェブ > 新規作成でウェブクロールの設定を作成します。

今回は下記の設定にしました。他はデフォルト値です。

項目
名前 bo3
URL http://www41.atwiki.jp/cod_bo3/
クロール対象とするURL http://www41.atwiki.jp/cod_bo3/.*
最大アクセス数 30
間隔 1000

次にクローラーを走らせます。
システム > スケジューラ > Default Crawler > 今すぐ開始 を押下します。

少し経つとクローラーが停止します。

http://localhost:8080/ にアクセスし、適当な単語を入力します。
例「芋」
fess10-searchresult.png

リンクをクリックするとそのページに飛ぶことができます。

#まとめ

管理UIカッコイイ。

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