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bitFlyer APIを利用して自動的にマネーを次世代通貨にフォワードする

Last updated at Posted at 2016-12-17

ビットコイン買っとく?

去年くらいからビットコインを少しずつ買っています。
少しずつではありますが、世界で利用できるところも増えてきていて未来を感じるというのと、ギリシャがデフォルトしそうになったりしたし、元来の通貨も不安定だなと思ったので、金みたいな実物資産の感覚で、リスク分散のために保有することにしました。

ビットコインの価格は今年1年で2倍に上昇するなど、値動きが激しくて怖いですし、別に儲けようとしているわけでもないので、ドルコスト平均法で積み立てていこうと思いました。

自動化した

毎月手で購入していたんですが、bitFlyerならAPIがあることを知り、自動化しました。

最初はRubyで書いてみたんですが、AWS Lambdaの習作にでもするかと思いたってしまったのでやってみました。

bitFlyer APIキーを取得

bitFlyerのAPIキーは以下のURLから取得できます。

「新規注文を出す」権限だけで大丈夫です。

image

lambda functionを作る

yagays/pybitflyer を使わせてもらいました。

標準で入っていないモジュールをLambdaの環境で利用するには、ローカルでインストールしてzipに固めてアップロードする必要があります。

デプロイパッケージの作成 (Python) - AWS Lambdaあたりを参考にしてください。

AWS Lambdaのダッシュボードからbitflyer_buyer.lambda_handlerをhandlerに設定してfunctionを作ります。
こんな感じ。

image
image

環境変数にはbitFlyerで取得したAPIキー、シークレットを入れてください。
今回はKMSに格納した鍵で暗号化しています。

スケジュールの作成

動作確認できたら、AWS CloudWatchから定期的にLambdaを実行するように設定します。

cron式で設定する際は、時刻がGMTなので気をつけてください。

image

これで毎月自動的に日本円がビットコインに!

さいごに

念のため、上記スクリプトの利用、投資はご自身の判断で、自己責任でお願いします。

残念ながら、現状日本円の振込は手でやる必要があります。
半年に1回くらい、まとまったお金を入れておくことにしています。

ビットコインの保管は、ひとつの取引所に置いておくとリスクが大きいので、別のアドレスに定期的に自動転送して、より安全な形で保管できるようにしたいなと思っています。

bitFlyerについては、マネーフォワードも対応していますので、アカウントをお持ちの方はぜひ連携もしてみてください。

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