BLE Nano の開発環境
BLE Nano の開発環境は、次の3つがあるそうです。
・Nordic nRF BLE SDK
・mbed Bluetooth Low Energy API
・Arduino Library for nRF51182
導入が手軽ということで、2つ目の mbed の開発環境を利用することにしました。
環境のセットアップ方法は、こちらを参考にしました。
NeoPixels 制御用プログラムを書き込む
NeoPixels の LED を制御する mbed 向けライブラリがいくつかあります。それを利用します。
「インポート」から「neopixel」でプログラムを検索します。
今回は、「RedBearNano_NeoPixels_Example」を利用しました。
インポートしたプログラムをコンパイルしてバイナリをダウンロードします。
ダウンロードしたバイナリを、BLE Nano に書き込みます。
(コンパイルなどの手順は、http://redbearlab.com/getting-started-nrf51822 を参考にしています)
BLE Nano と NeoPixels の接続
5Vの電源は、手軽な USB を利用します。
秋月電子のマイクロBメスUSB電源コネクタDIP化キットを利用すると、簡単にブレッドボードに給電できます。
スライド・スイッチを介して、上下の電源ラインに供給しておきます。
そして、BLE Nano を配置して、GND と VIN に電源を供給します。
そして、サンプル・コードでは、BLE Nano の P0_8ピンから制御信号が出力されるので、この信号を NeoPixels の LED に接続します。
(BLE Nano のピン配置は http://redbearlab.com/blenano/ で調べることができます。右下のGNDの1つ左になります)
なお、BLE Nano は、3.3V出力ですが、NeoPixels は 5V 駆動なので、レベルコンバータ(TXB0104)を介して接続しています。
レベル・コンバータ向けに BLE Nano の3.3V出力(VDDピン)を TXB0104 の VccA に接続し、USBからの5V電源を VccB に接続しています。
LED はマイコン内蔵RGB 8LEDスティックを利用しています。
DIN, 5VDC, GND ピンに L型ピンヘッダをハンダ付けし、ブレッドボードに接続しています。
とりあえず、点灯しました。
レベルコンバータを省略
思いついて、レベルコンパータをスキップして接続してみました。
ちゃんと点きました。
データシートを見ると、ギリギリアウトっぽいのですが、とりあえず動いているのでOKとしています