導入
Mac OS XにはAlfredというかっこいいランチャーアプリがあります。
Macユーザー必須の神アプリ Alfred の基本的な使い方とか設定方法とか その1(検索&アクション)
以前Macユーザーの知り合いが使っているのを見て憧れていたのですが、自分はMacユーザーではないので諦めていました。
しかし、最近ふと思い出して調べてみたところ、LinuxでもAlfredのようなランチャーアプリはいくつかあるみたいです。
Alfred Alternatives for Linux - AlternativeTo.net
その中でもMutateが気になったので使ってみると、結構いい感じだったので紹介します。
どんな感じ?
一応アニメGIFを作ってみました。
さくっと表示して検索して、起動できる感じです。
インストール
Ubuntuであればppaからインストールできます。
$ sudo add-apt-repository ppa:mutate/ppa
$ sudo apt update
$ sudo apt install mutate --no-install-recommends
--no-install-recommends
を忘れるとfcitxとか入ってくるので注意してください。
他にも、リポジトリのREADME.mdによるとFedoreとかでもインストール方法も乗っていたりするので参考にしてください。
起動方法
コマンドラインとかから、
$ mutate
で起動します。
しかしデーモンとして起動したりするわけではないので、~/.xprofile
とかに、
mutate &
と書いておくことをオススメします。
一度起動したらあとは、Ctrl-D
で検索窓を表示できるようになります。
設定
検索窓で、
preference
と入れてエンターを押すと設定画面が開きます。
また、設定ファイルは~/.config/Mutate
に保存されています。
自分でスクリプトを書いてカスタマイズすることもできるので、がんばってみてください!
参考までにボクの設定です。
問題点とか
2015/03/21現在のです。
- さっきも書きましたが普通にインストールしようとするとfcitxを入れようとしてきます。これはuimユーザーとしては許しがたい暴挙ですのでIssueを立てました。
- 設定ファイルの保存されているディレクトリのパーミッションが微妙なのでどうにかして欲しいです。
- 2回起動しようとすると、怒られます。これは2回ホットキーが登録されたらマズいので理解できるのですが、一度プロセスを殺してもこうなるので何だかなぁ、と。
一応、rm /tmp/qipc_sharedmemory*
すれば出なくなります。