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ATコマンドを打っても何も返ってこないときの解決方法for Mac【ESP8266】

Last updated at Posted at 2016-02-13

私はWi-FiモジュールESP8266を購入し、早速IoTデビュー!というときに、Cerevoの技術Blogの記事や、これ以外にも様々なブログやQiita記事を見ました。
どんな記事にも大体 ATコマンド入力 という手順が出てきて、シリアルモニタに AT と入力し、送信ボタンを押すと OK と返ってくるということが書いてありました。

早速MacにインストールしたArduino IDEで記事を何度も確認しながらやってみると...

何も返ってこない。。。

エラーも何も表示されない。
結構最初のほうにATコマンドの部分が出てくるので、「こんなところで壁にぶつかるなんて!」と、とても絶望しました。

この記事は組み立てが終わり、いよいよこれからというところでOKが返ってこなくてショックを受けている人のために書きます。

解決方法

  • Arduino IDEをインストールする。
  • 部品を組み立る。
  • 組み立てたモジュールをPCと接続する。
  • Arduino IDEのツール→ポートからUSBデバイス名を確認する。
  • GitHub esptool のDownload ZIPボタンからダウンロードする。
  • ターミナルを開いて以下を実行する。
$ cd
$ cd Downloads/esptool-master
$ sudo python setup.py install
  • ここからファームウェアを入手する。(esp_iot_sdk_v1.3.0_15_08_08.zipをダウンロードする)
  • ターミナルを開いて以下を実行する
$ cd
$ cd Downloads/esptool-master
$ sudo python setup.py install
  • 先程ダウンロードしたesp_iot_sdk_v1.3.0_15_08_08.zipを解凍して、esp_iot_sdk_v1.3.0_15_08_08 → esp_iot_sdk_v1.3.0 → bin の中に、GitHubからダウンロードした、esptool-masterの中のesptool.pyをコピーする。
  • ターミナルを開いて以下を実行する。
$ cd
$ cd Downloads/esp_iot_sdk_v1.3.0_15_08_08/esp_iot_sdk_v1.3.0/bin
$ ./esptool.py -p /dev/cu.usbserial-★ここにUSBデバイス名入れる★ write_flash -ff 26m -fm qio -fs 32m 0x00000 boot_v1.4\(b1\).bin 0x01000 at/user1.1024.new.2.bin 0x7e000 blank.bin 0xfe000 blank.bin

実行結果

https://gyazo.com/7853246ed63f629a8692ab298480b246

これでATコマンドを入力するとOKと返ってくるようになります!

https://gyazo.com/9b13b9b5284fd03ed1d79f183c2fb0d8

引っ掛かりポイント

boot_v1.4(b1).binではなく、boot_v1.4\(b1\).binです!

色々な記事にboot_v1.4(b1).bin書いてあるし、binディレクトリでlsコマンドを実行してもboot_v1.4(b1).binと出てきますが、そのまましてしまうと、zsh: no matches found: boot_v1.4(b1).binと出てきてしまいました。

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