cocos2d-x v3.1以降は3Dモデルを表示できます。
3Dモデルのフォーマットはc3b,c3tという独自フォーマット。c3bがバイナリ、c3tがテキスト。
c3bはfbxからコンバートして生成する。コンバートにはcocos2d-x付属のfbx-convを使用する。
fbx-convをちょっと改変したいなーと思ったので、その辺の導入メモ。
基本的にSDK導入してビルドするだけ。ただしプロジェクト生成にpremakeが必要。
[2015.01.13] fbx-convの情報が古かったのを修正しました。
##fbx-sdkをインストール
http://usa.autodesk.com/adsk/servlet/pc/item?siteID=123112&id=10775847
fbx-sdkのルートパスを環境変数に設定。
FBX_SDK_ROOT=C:\Program Files\Autodesk\FBX\FBX SDK\2015.1
など。
##fbx-convのソースを入手
https://github.com/cocos2d-x/fbx-conv
##premakeをインストール
http://industriousone.com/premake/download
##Visual Studio 2010用プロジェクトを生成
generate_vs2010.batを実行。これでfbx-convのVisual Studio 2010用プロジェクトが生成される。
[2015.01.13] 最新版では2012用プロジェクトも生成されました。2012をベースにしてもOK。
##2010 -> 2013に変換
build\vs2010\fbx-conv.slnがあるので、Visual Studio2013で開く。2010 -> 2013に変換される。
libのパスが間違っているのを修正。debug版の場合、
$(FBX_SDK_ROOT)\lib\vs2010\x86;
$(FBX_SDK_ROOT)\lib\vs2010\x86\debug;
を
$(FBX_SDK_ROOT)\lib\vs2013\x86;
$(FBX_SDK_ROOT)\lib\vs2013\x86\debug;
にすればOK。
上記でfbx-conv.exeがビルドされるはず。