Apple Watch とは
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9月のイベントで発表された Apple 製ウェアラブルデバイス
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競合は、Moto 360 などの Android Wear 端末
注意点
- WATCH は、単体では使えません
- 母艦として iPhone などが必要です
- Android Wear と一緒
- WATCH アプリは、単体アプリとしては開発できません
- 既存 iOS アプリにバンドルされる Extension としての扱いになります
- Android Wear アプリと一緒
Watch アプリの構成要素
Watch App / Glance / Notification の3つの構成要素があります。
Watch App
- Apple Watch のホーム画面に追加させるアプリ本体
- 専用の UI を持たせることができます
Glance
- Read-Only の1画面の情報表示用 UI
- optional
Custom Notification
- インタラクティブな Notifiation
- optional
Architecture & Lifecycle
実際につくってみよう
必要なもの
- Xcode 6.2 Beta が必要です
ターゲットの追加
iOS 8 の Today Widget と同じように、既存アプリの別 target として追加します。
Watch App のシミュレーターは、iOS Simulator > Hardware > External Displays > Apple Watch を選択することで表示できます。
本体アプリとのデータ・コードの共有
別ターゲットとして追加された Watch App と、本体アプリの間では、データやコードが共有されません。
データを共有するには Today Widget と同じように、App Group を使って共有された NSUserDefaults を介する必要があってなかなか厄介です。
クラスを共有したい場合は、共通して使いたいクラスを切り出して Framework にする必要があります。
See Also
WatchKit Programming Guide
https://developer.apple.com/library/prerelease/ios/documentation/General/Conceptual/WatchKitProgrammingGuide/index.html#//apple_ref/doc/uid/TP40014969-CH8-SW1
おわりに
Apple Watch も Android Wear も、「スマートフォンのユーザー体験を延長(Extend)する」という設計思想が見てとれます。
ウェアラブル端末では、情報を小さな塊にして適切なタイミングで通知し、そこから先の操作はアプリに誘導するという使い方になると思います。
市場として捉えられるようになるのはまだまだ先だと思いますが、こういう未来は常にキャッチアップしていきたいですね。