去る10/16(金)に行われたSORACOM Developers Conference #0のLT枠でSIMの開封からSMS受信までを5分でやりきる!の発表を行いました
これだけだと、本当に肉体芸人となってしまいそうなので、ちゃんとテクニカルなことも書き記しておきます
準備
APIを操作するためにSORACOMユーザコンソールのアカウント作成と、SMS送信を行うためにTwilioのアカウントを作成します
また、それぞれAPIを操作するために下記の情報を控えた上で ~/.bashrc
に環境変数として読み込ませます
export SORACOM_EMAIL=ma2sXXXXXXX@XXXXXXXXXjp
export SORACOM_PASSWORD=pXXXXXXXXXXd
export TWILIO_ACCOUNT_SID=AC18XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXe08
export TWILIO_AUTH_TOKEN=e5bXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX026f
export TWILIO_MY_NUMBER=3000000092
SORACOM AirのAPIをCLIから操作できるよう、SDKもインストールしておきます
$ gem install soracom --no-rdoc --no-ri
SIMの登録からSMS送信まで
$ MY_IMSI=44XXXXXXXXXXX02
$ soracom sim register --imsi=$MY_IMSI --registration-secret=00000
$ soracom sim activate --imsi=$MY_IMSI
$ MY_MSISDN=$(soracom sim list --filter key:imsi value:$MY_IMSI | jq -r .[].msisdn)
$ curl -X POST https://api.twilio.com/2010-04-01/Accounts/$TWILIO_ACCOUNT_SID/Messages.json --data-urlencode "From=+1$TWILIO_MY_NUMBER" --data-urlencode "Body=SORACOM Air is Verrrry GOOOOOOD!" -u $TWILIO_ACCOUNT_SID:$TWILIO_AUTH_TOKEN --data-urlencode "To=+$MY_MSISDN"
LT中で実際にやっていたのは MY_IMSI
の入力程度でした
LTの途中でTwilioのAPIのinvokeに失敗していました
これは MY_MSISDN
を取得するコマンドを忘れたため、SMS送信先の電話番号が To=+
と無効な電話番号になっていたためです
(ココらへんで感じた現場の一体感は、私だけではなかったハズ!)
あとがき
考えてみれば register
や activate
を発行してから即時利用可能になるということは、技術的に難易度が高いはずです
しかし、それを微塵も感じさせること無く動作するというところに、ソラコムの技術力の高さがあるのだと感じております
今度はちゃんとIoTハードウェア枠として参戦します m(__)m
(呼んでもらえるのか?