概要
Gradleでプロジェクト作るとき、IDEを使うと比較的よしなにやってくれるがシェルで操作しているときは手作業でやっていた。
とは行ってもgradle init
してから少しディレクトリを追加するだけなんだが
project
├── build.gradle
└── src
├── main
│ ├── java
│ └── groovy
└── test
├── java
└── groovy
まずはじめにこの構成を作っていた。
最近面倒になってGitHub上によく使う基本的な構成を作ってクローンするようにしていた
gradletemplate
多分こういうのを簡単に作れる仕組みあるんだろうなぁとは思いつつ、見つけきらなかったのでこういう方法を使っていたが最近Lazybonesというものを知ったので使ってみたらまさにやりたいことだった。
Lazybonesを使うと様々なパターンで最初に設定すべきもののテンプレートが用意されておりこのようなことに無駄に時間を使うことがなくなる。
JavaプロジェクトやGroovyプロジェクトなど幾つかのパターンが用意されている
Lazybones導入
Lazybonesを使うにはSDKMAN(元GVM)を使う必要がある。
SDKMANを知らない、もしくはまだGVMを使っているという人は下記を参照
http://qiita.com/saba1024/items/967ee3d8a79440a97336
今までSDKMAN、GVMを使っている人なら説明不要だろうがインストールは次の通り
sdk install lazybones
何も問題がなければ使いはじめることができるだろう。
Lazybonesの使い方
自分もまだ使い始めたばかりで下記記事を参考に試しただけなんだけどいくつか書いてみる。
http://nobusue.hatenablog.com/entry/2014/12/28/021420
使えるテンプレート一覧
lazybones list
と入力するとテンプレート一覧が表示される。
執筆時は以下のように表示された。
aem-multimodule-project
afterburnerfx
afterburnergfx
angular-grails
asciidoctor-gradle
asciidoctor-revealjs
dropwizard
gaelyk
gradle-plugin
gradle-quickstart
groovy-app
groovy-lib
java-basic
lazybones-project
nebula-plugin
ratpack
ratpack-lite
spring-boot-actuator
test-handlebars
プロジェクト作成
テンプレートを使ってプロジェクト作成するには次のように入力する。
lazybones create groovy-app project-name
project-nameディレクトリが作成され、以下にGroovyアプリを開発するのに適した構成のファイル群が作成される。
この場合私が冒頭で載せたGroovy用設定にほぼ似ている構成となる。
その他JavaアプリやSpring Boot用の設定なども用意されているので一通り見てみるといいでしょう。
テンプレートの詳細はlazybones info groovy-app
のようにすると表示される。
いくつかバージョンがあるものはcreateするとき、lazybones create groovy-app 0.1 project-name
と入力するとそのバージョンのテンプレートが作成される。
最後に
Gradle使うときずっとやりたかったことの情報が見つかったので書いてみた。
同じようなこと思ってる人もっといるだろうになかなか情報が出てこなかった。