Jenkins 2.0系
現在のJenkinsは、1.6系です。
changelogを見ても、こつこつと、1.6XXのXX
の部分をインクリメントするマイナーバージョンを繰り返している状態です。
それに対して、2.0系に上がるということは、メジャーバージョンアップということだと思います。
昨年くらいから2.0系について、Jenkinsの公式サイトでちらほらと言及されていましたが、alpha版が登場しました。
さくっと試してみたい!
親切なことに、DockerHubのJenkinsの公式サイトからtag
を選択することで利用できるようです。
さっそく、pull & runをしてみました。
docker pull jenkinsci/jenkins:2.0-alpha-3
docker run -i -p 8080:8080 jenkinsci/jenkins:2.0-alpha-3
ログ画面に、security tokenが表示されました。あとで利用するようだったので控えを取ります。
その後、8080ポートでブラウザアクセスして、取得したtokenを貼り付けてcontinueボタンを押下します。
推奨プラグインをインストールするかどうか聞かれるので、推奨プラグインをインストールする方を選択します。
管理者のユーザ設定を求められます。
その後、Startボタンを押下するといつもの画面が表示されます。
何が違うのか。
試しに、「新しいジョブを作成する」を押下してみました。
プラグインを入れたせいもありますが、ここからは以前のJenkinsとは異なっているようです。
「Pipeline」を選択してみました。
なにやら「Pipeline Script」なるものがあるようです。
テンプレートも用意してあるようなので、「Hello World」を選択してみます。
保存して実行します。
以前とは見せ方が大きく変わってるようです^^
rootユーザではdocker exec
できなかった。。。
defaultで、jenkinsユーザのようです。
ので、
docker exec -it --user root ${container_id} /bin/bash
のように入る必要がありました。
所感
-
Jenkinsfile
なるものが、Jenkinsのビュー上でしか設定できないものなのか、リポジトリにも含めることができるのかが気になるところです。後者であれば、hosted CIと同等のことが手軽にJenkinsでもできるようになりますね! - 1.6X系のプラグインの幾つかを試そうとしたのですが、動かないような。。
本日は以上となります。
環境もできたので、次は、Jenkinsfile
やマルチ構成におけるジョブも試してみようと思います。