Kivy-iosはデフォルトのままだとマルチバイトの日本語コーデックが組み込まれません。なので、設定の変更をして再コンパイルします。
”kivy-ios/src/python_files/”配下にあるModulesSetupに下記の記述を追加します。
ModulesSetup
# for Japanese(Windows Charactor Code)
_codecs_jp cjkcodecs/_codecs_jp.c
_multibytecodec cjkcodecs/multibytecodec.c
これだけだと、「UnicodeDecodeError: 'ascii' codec can't decode....」のようなエラーが発生してうまくいきません。いろいろ調べた結果、デフォルトのコーデックがasciiになっているためのようで、Python-2.7.1のデフォルトをutf-8に変更します(これは、コンパイルするときに新たに取ってきてしまうので ".cache"のgz2を直接変更します)。
下記のファイルを”Lib”配下に追加します。
sitecustomize.py
import sys
sys.setdefaultencoding("utf-8")
これで"tools/build-all.sh"を実行すれば準備完了です。
sample
utf8data = '1234'
sjisdata = utf8data.encode('shift_jis')
print to_hex(sjisdata)
実行すると正しく変換されます。
0x8250825182528253
【注意】どうも、まだ完全ではないようで逆変換ができません。なにか分かり次第UPDATEする予定です。