探せば出てきますが念のため・・・
ODP.NET(Oracle.DataAccess.dll)の64bit版を使って、VisualStudioでWebアプリケーションを作る際に
以下の3つのことに注意すべし。
ビルドプラットフォームをx64にすること
Any CPUだとAMD64なんたらかんたらと出て怒られます。必ずx64でコンパイルしましょう。
32bitのOracle.DataAccess.dllならばx86を設定しましょう。
WebサーバーはIIS Expressを使用すること
デフォルトのプロジェクト設定ではVisualStudio内蔵の開発サーバーを立ち上げてデバックされます。
しかし内蔵サーバーは32bit空間で起動するため、「Oracle.DataAccess.dllが見つかりません」のようなエラーが出て動きません。
必ず、IIS Webサーバー(IIS Express)を使うように設定を変えましょう。
IIS Expressを強制的に64bitで起動させる
IIS Expressもそのままでは32bitで起動し、上記と同じエラーが出ます。なのでレジストリをちょこっと弄って
64bitで起動するように変更してあげましょう。
変更(追加)するキーは
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\VisualStudio\11.0\WebProjects
KeyName:Use64BitIISExpress
KeyType:DWORD
Value:1
2012の場合。2010なら10.0の下に作る。
これで、64bitでIIS Expressが起動し、VisualStudioからデバックできるようになります。
プロセスでiisexpress.exeに(32)が付いてなければOK
また、32bitで行いたい場合は上記キーを0にしてあげればOK
このレジストリキーはMSアンオフィシャルなのは言うまでも無く・・・自己責任で。