News - Steel Bank Common Lispの内容を日本語訳したものです。内容の正しさは保証しません。
機能拡張
- 既存のfndbエントリを上書きしてDEFKNOWNするときの再開可能なエラーを、SB-C:DEFKNOWNへのキーワード引数として(ATTRIBUTESのあとに):OVERWRITE-FNDB-SILENTLY Tを渡すことで無視できるようになりました。DEFKNOWNの再読み込みを許すのに便利です。後方互換性を保ちたいときは:ALLOW-OTHER-KEYS Tを使ってください。
最適化
- SVREFと(SETF SVREF)フォームのコンパイルで、コンパイラが格段に速くなりました。
バグ修正
- MAKE-ARRAYでの、変更されている変換元のフォームからの変換を止めました。インライン化されたコードで問題を引き起こします。Bart Bottaのおかげです。(1.0.42.11-bisからのリグレッションです)
- CLEAR-OUTPUTが、正しいGray streamのルーチン、SB-GRAY:STREAM-CLEAR-OUTPUTを呼び出すようになりました。(#1153257)
- 無効なフォーマット修飾子~<~@>に対してエラーが通知されます。(#1153148)
- パッケージ操作での、より良いエラーメッセージ。(#1154776)
- 存在しないパッケージへのDELETE-PACKAGEはCERRORを通知すべきです。(1.0.37.44からのリグレッションです)
- &MORE(スタックに割り当てられる&REST)引数へのアクセスで境界チェックをするようになりました。(#1154946、#1072112)
- MAKE-ARRAYのコンパイルで、ELEMENT-TYPEが未知の型だったときにエラーが通知されなくなり、代わりに警告が通知されるようになりました。James Kaleniusのおかげです。(#1156095)
- (VECTORやLISTでない)総称シーケンス型(訳注:sb-sequenceで提供されるユーザが拡張できるシーケンスです)に対するSEARCHが、一部の入力に対して間違った結果を生成していたのが直りました。(Jan Moringenのおかげです。#1153312)