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ShoCard の TRAVEL IDENTITY OF THE FUTURE メモ

Last updated at Posted at 2016-10-31

TRAVEL IDENTITY OF THE FUTURE https://shocard.com/downloads/ の資料のメモです。

Traveler Experience Overview

Registration Detail Flow

  1. 旅行者が旅行者用アプリをインストールすると、デバイスに鍵ペアと ShocardID が作成される
  2. パスポートを写真に撮ってスキャンする
  3. 顔写真を撮る
  4. これらをシール化(ハッシュ化・署名・結合)してブロックチェーンに記録する
  5. 旅行者アプリからエージェントに、パスポート情報と顔写真情報を QR コードで渡す
  6. エージェント A はパスポートとパスポート情報、顔と顔写真を比較する
  7. エージェント A は airline server に証明書とトラベルトークン作成のリクエストを送る
  8. airline server は証明書とトラベルトークンを作成して、ShocardID と顔写真と共にブロックチェーンに記録する

Verification Defail Flow

  1. 旅行者は旅行者用アプリで新しいQRコードを作成する
    • EnvelopeID (ShoStore server にある secure envelope を指し示す)
    • 共通鍵 (secure envelope のために作られた)
  2. envelop からデータを取得し、共通鍵を使用して復号する
  3. データを元に検証する
  4. 旅行者の顔と顔写真を照らし合わせて検証する

ShoCard Specific Terminology

Enveloping

  • 二者間でプライベートデータが共有されていることを示す
  • 互いに暗号化・署名されていることを意味する
  • Envelope は To と From のキーのセットと、ハッシュ化・署名化されたデータを使う
    • From の秘密鍵でハッシュしたものを署名
    • To の公開鍵で暗号化
  • Envelope はデータ交換の手段を提供する
    • From からのものかを証明されている
    • To にしか読めない
  • もし Envelope を作成した時に To が分からない場合は、To の公開鍵で暗号化する代わりに、共通鍵で暗号化が可能
    • その場合は envelope を見せるときに、From は To に共通鍵を渡す必要がある
  • To と From の両方が、同じ鍵を使って構築することも可能
    • 片方が、もう片方に、いくつかのデータを後で渡したいと思っている場合
    • この場合、片方がデータを保持しているときは、もう片方はデータの参照や変更はできない

Sealing

  • Sealing はデータセットのハッシュと、秘密鍵を使った署名で、ブロックチェーンに書き込まれる
  • これは後で検証するためのデータとしての記録を提供する
    • もしこのデータが変更されたら、ハッシュはマッチしない
  • Sealed Record はネームとバリューのフィールドを含み、バリューはハッシュ化・署名されている
  • 解釈: 自分を示すもの

Certification

  • B が A からプライベートデータを受け取るとき、データの正確性を検証し、検証されたことを示すレコードを書き込むこと
  • Certification Record にはブロックチェーン上の A の Seal へのリファレンスと、検証・証明された特定のフィールドが含まれる
  • 後で証明者は、Seal でデータを比較することによって、ユーザデータが同一であることを確認できる
  • また、A の Seal データ以上の追加データを Certification Record に書き込むことが可能
    • 例えば、rating, status, biometrics, token
  • 解釈: 自分を示す Seal を証明するもの

Public key repository

  • ShoCardID と公開鍵を紐付けて登録する
  • 公開鍵は ShoCard service を通じてShareされる
  • ShoCard service においては、公開鍵のShareに制限を課すかもしれない

Share

  • A が B との個人識別情報を共有しようとしていることを示す
  • 個人識別情報はいつでも共有される
    • プライバシと信頼性のために、A と B のキーセットを使って常に envelop される
  • B の公開鍵を知らない場合は、A によって署名され、共通鍵を使って暗号化が可能
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