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ターミナルの基本的なコマンドを紹介(初心者向け)

Last updated at Posted at 2016-12-21

最近になって初めて使ったターミナル。
はじめのうちはコマンドをいちいち確認しながら操作してました。
最初はみんな文字だらけの画面に困惑するはず…
拙いながら、基本的なコマンドと使いかたをまとめてみました!

ディレクトリ内を移動したい!

移動するならその前に現在の位置を知りましょう

pwd

今どこのディレクトリにいるかを見ます。
(入力例↓)
入力  pwd
結果  /Users/UserName

この場合、「User の中にある UserName というディレクトリに今います」という意味です。
/ 」←これは 〜の中の という意味だと思っていただけるといいです。

ls

「LS」です。今、何がディレクトリの中にあるかを見ます。
これで、ファイルとディレクトリを表示することができます。
ディレクトリを移動した後 ls を使うと
(入力例↓)
入力  ls
結果  Applications  Downloads  Music   メモ.txt
    Desktop    Library    Pictures  スクショ.png
    Documents  Movies     Public
拡張子「 . ←の後のアルファベット」がないのがディレクトリです
この場合メモとスクショ以外はディレクトリですね。

次は移動です

cd

cd の後ろに ls で出たディレクトリ名を入力し、「 / 」をつけて実行すると
入力したディレクトリに移動することができます。
(入力例↓)
入力前 /Users/UserName (←pwd の結果)
入力  cd Desktop/
結果  /Users/UserName/Desktop (←pwd の結果)

ちゃんとデスクトップに移動することができました!

一つ上のディレクトリ(↑の例場合、UserNameのディレクトリ)に移動するには
cd ..」と入力するとできます。
(入力例↓)
入力前 /Users/UserName/Desktop (←pwd の結果)
入力  cd ..
結果  /Users/UserName (←pwd の結果)

ここまで出来たあなたはもうディレクトリの中を自由に移動できるはずです!
試しに今使っているパソコンの中に何が入っているか
ディレクトリの中を見て回ってみると練習になるでしょう。

ファイルを移動したい!

pwd、ls、cdを活用しましょう

mv

ファイルやディレクトリを他のディレクトリに移動します

mv (移動元ディレクトリ名)/(ファイル名) (移動先ディレクトリ名)/(ファイル名)
というように入力します。移動したい場所で pwd をし、
ファイルのあるディレクトリにcdで移動して先ほどの pwd の結果の後ろに
/ファイル名」と入力すると良いでしょう。
(入力例↓)
入力前 test.txt testDir (←ls の結果)
入力  mv test.txt /Users/UserName/Documents/test.txt
結果  testDir (←ls の結果)

ファイルを移動することができたので、元の場所からはtest.txtが消えました。
ファイルの移動で、名前を設定して移動するので、
名前の変更にも使えます。
(入力例↓)
入力  mv test.txt テスト.txt
結果  テスト.txt (←ls の結果)

cp

ファイルやディレクトリをコピーします。
使い方は mv と同じです。
移動元のファイルやディレクトリが残ります。
(入力例↓)
入力  cp testA.txt testB.txt
結果  testA.txt testB.txt (←ls の結果)

ディレクトリを増やしたい!

とても簡単。

mkdir

mkdirの横にディレクトリ名を入力すると
何も入っていないディレクトリが作成されます。
(入力例↓)
入力前 (←ls の結果。何も無い)
入力  mkdir testDir
結果  testDir (←ls の結果)

ファイルやディレクトリを削除したい!

間違ったファイル、ディレクトリを削除しないよう気を付けましょう

rm

rm の後に書いた名前のファイルを削除します。
ファイルを削除する場合、
(入力例↓)
入力前 test.txt (←ls の結果)
入力  rm test.txt
結果  (←ls の結果。何も無い)

ディレクトリを削除する場合は、「rm -rf」 と入力しましょう。
rm -rfでディレクトリを消す場合、ディレクトリの中身も削除されます。
(入力例↓)
入力前 testDir (←ls の結果)
入力  rm -rf testDir
結果  (←ls の結果。何も無い)

テキストを入力したい!

メモ帳を作成したり、既にあるメモ帳を編集しましょう

vi

vi の後に書いた名前のメモ帳を作り、編集します。
既に ls で見た同じ名前のファイルがある場合、そのファイルを編集します。
(入力例↓)
入力  vi test.txt

実行と同時に画面が変わります。
これは編集画面で、この画面に文字を書いて保存することができます。
そのままでは編集できないのでキーボードの「A」を押します。
すると自由に文字を書けます。

編集を終了するにはキーボードの「esc」を押します。

保存する場合は「:w」と入力し、
:q」と入力すれば元の場面に戻ります。
ちなみに名前を入力せずにviだけで編集することができます。
その場合、:wの横にファイル名を入力して保存をしましょう。
(入力例↓)
入力  :w test.txt

保存しない場合は :w を入力せずに
:q!」と入力すれば保存せずに元の画面に戻ります。

テキストの内容を読みたい!

編集したメモ帳などを画面に表示させましょう

cat

現在の画面に文字を表示します。
画面いっぱいより長い文章を表示させた場合は上の方に表示しきれない文章が隠れます。
隠れた文章は上にスクロールさせてから読む必要があります。
(入力例↓)
入力  cat test.txt
結果  あいうえお

more

現在の画面に文字を表示します。
cat とは違い、画面いっぱいより長い文章の場合、上から読むことができます。
下にカーソルを進めることで表示しきれなかった文章も読むことができます。
(入力例↓)
入力  more test.txt
結果  あいうえお

less

表示のモードに変わり、文字を表示します。
コマンドの文章が表示されません。
(入力例↓)
入力  less test.txt
結果  あいうえお
キーボードの「q」を押すと元の画面に戻ります。


覚えて便利なショートカット

tab

途中まで入力したコマンドやファイル、ディレクトリ名の候補を出します。
めんどくさいファイル名の入力を省略します。
(入力例↓)
入力  cat te(tab)
結果  cat test.txt

↑↓

入力したコマンドの履歴をセットします。
「もう一回同じ処理をしたい…」という時便利です。
(入力例↓)
入力  ()
結果  cat test.txt
 

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