DartでMobileアプリの開発環境が生まれた
Flutterを使うことで、AndroidやiOSなどの Mobile Platform 向けのアプリが Native な Dartlang で開発できるようになります。今のところ、Android のみの対応となっています。
Dart Mobile on Chrome との違い
Chromeアプリとして変換することで、Android と iOS上で動作可能なアプリを作成すことは、今までも可能でした。
しかし、JavaScriptに変換したものを利用するため、DartVMの強力なパフォーマンスを生かす事ができませんでした。
FlutterはAndroid上でDartVMが動作するため高速であり。Browser向けの助長な構成を排しているため、Simpleです。
Material デザインが初めからサポートされているのも目を引くところでしょう。
Demo
Kyorohiroがミニゲームを作成すのに必要そうな機能を調べて、サンプルアプリを書いてみました。
https://www.gitbook.com/book/kyorohiro/hello_skyengine/details
のページにまとめました。
2D Game Demo
3D Demo
2D physics and gravity sensor
これは、Kyorohiroが フルスクラッチで書いた、100-200行くらいの、即席Physicsエンジンです。Googleでも、 FlutterようのPhysicsライブラリを作成しているもよう。https://github.com/flutter/newton
Hello Worldを試してみよう
import 'package:flutter/widgets.dart';
void main() {
Text t = new Text("Hello World");
Center c= new Center (child: t);
runApp(c);
}
環境の設定
2015/10/1の時点では、Flutterの開発環境としてはAtomが良い感じです。ですが、まずはメモ帳から初めてみましょう。
[○] Dart SDKをインストール
コマンドラインから、pubコマンドとdartコマンドを使えるようにしましょう。
- [Macの場合]
brew tap dart-lang/dart && brew install dart --devel
[○] Android SDKのインストール
adbコマンドが使えるようにしましょう。
TODO
アプリを作成する。
[○] pubspec.yamlを作成する
name: hello
dependencies:
sky: any
flutter: any
sky_tools: any
[○] libフォルダを作成する
./pubspec.yaml
./lib/
[○] Pubコマンドでsky関連のライブラリをダウンロードする
"./" で、pubコマンドを入力する。
> pub get
..
> pub upgrade
..
[○] mainプログラムを書く
"./lib/main.dart" を作成して以下を書く。
import 'package:flutter/widgets.dart';
void main() {
Text t = new Text("Hello World");
Center c= new Center (child: t);
runApp(c);
}
アプリを起動する
"./" で、以下のコマンドを入力する。
./packages/sky/sky_tool start --checked && ./packages/sky/sky_tool logs
これで完了です。
お勧めの開発環境
Atomがおすすめです。
セミオフィシャルのpluginが公開されています。
https://dart-atom.github.io/dartlang/
--
kyorohiro work
http://kyorohiro.strikingly.com