php による世界制服の崩壊
少し前に、php のworld dominationが取り消されたらしい、という話をききました。
その時はなんとも思っていなかったのですが、ちょうどblameの話に良さそうだ、と思い立ったので、そのコードがいつ入ったのかを調べてみようと思います。
修正されたコミットの検索
-
git でコミットをなかったことにするといったら
revert
でしょ!ということで、とりあえず、php world domination revert
あたりでぐぐります -
それっぽいのが見つかりました。
[PHP-INTERNALS] Huge breach of PHP policy regarding World Domination -
嬉しい事に修正コミットへのリンクが貼られているのでとんでみます
https://github.com/php/php-src/commit/a90170e6f803f283d6c8e4e8d6b7bd8b7bd011a4 -
削除される前の状態で色々調べたいので、この修正が入る前のコミットに移動します(parent 596e855 をクリックする)
-
このコミット(596e855)の時点でのコードがみたいので Brouse codeを押します
-
596e855 時点のrootフォルダに
NEWS
ファイルがあることが確認できるのでそれをクリックします -
どの行が、どのコミットで入ったのかを調べるために、blameをクリックします
-
だれが入れたのか?を知りたいと思った人は、ここで調査を終了すると、通常の業務においても人間関係を壊さなくてすむので、この先には進まずに調査を終了することをおすすめします。
-
どんな意図で入ったのか、入ってしまったのか?を知りたいと思った人は、
c500bd3
をクリックし、今後に活かすといいかと思います。
まとめ
- blameは
誰が?
ではなく、なぜ?
を知るために使おう - github すごい
- google すごい
- どのタイミングで修正のコミットが入ったのかを調べるのが一番大変かと思っていたのですが、ぐぐったら一発でした。
これだけ強大なgoogle帝国の力を見せつけられては、世界征服の断念もやむなしと感じました。
- どのタイミングで修正のコミットが入ったのかを調べるのが一番大変かと思っていたのですが、ぐぐったら一発でした。