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Visual Studio Codeの機能拡張「Vim」の為のメモ

Last updated at Posted at 2017-05-26

動機

  • うろ覚えvi使いの自分が最近Codeを使う関係上、VSCodeVimの挙動を理解しておく必要があった
  • 本当はPureなViの便利コマンドとかも覚えたいけど、Code上で使えないと混乱するのでCode
    で使えるもののみメモしておこうと思った。

注意事項

VSCodeのステータスバーに出るモード表示が、一般のVimと異なるので対応表をつけておく。

Code+Vim Vim
NORMAL MODE ノーマルモード
INSERT MODE 挿入モード
REPLACE 上書きモード
VISUAL MODE ビジュアルモード

また、日本語入力状態のままNORMAL MODEに戻ると、NORMAL MODE時のコマンドが
入力できないので、日本語入力モードをOFFにする必要がある。

したがって、オフィスはWindows、家ではMacを使っているので日本語入力ON/OFFキーの
位置が異なる為、たまに困る。

苦肉の策としてはせめてWindowsとMacで同じようなキー操作感にする為、Windowsの
OSレベルでのキーバインド編集で「スペースキー」左にある「無変換」を「IMEオフ」に
なるよう設定する。

モード切替編

困ったらEscキーを押すとよい。

キー入力 モード 動き
Esc すべて NORMAL MODEへ遷移
i NORMAL カーソル位置からINSERT MODEに遷移
I NORMAL 行頭からINSERT MODEに遷移
a NORMAL カーソルの次位置からINSERT MODEに遷移
A NORMAL 行末からINSERT MODEに遷移
R NORMAL カーソル位置からREPLACEに遷移
s NORMAL カーソル位置の文字を削除すると同時にINSERT MODEに遷移

移動編

キー入力 モード 動き
j, k,h or l NORMAL カーソル移動。それぞれの文字が「↓↑←→」に対応
nj NORMAL n行↓に移動(他k,h,lキーも同様)(nは数字です
^ NORMAL 行頭に移動
$ NORMAL 行末に移動
gg NORMAL 先頭行へ移動
G NORMAL 最終行へ移動
nG NORMAL n行目に移動(nは数字です)
Ctrl-f NORMAL 1画面分下に移動
Ctrl-b NORMAL 1画面分上に移動
Ctrl-e NORMAL 画面の下スクロール
Ctrl-y NORMAL 画面の上スクロール

入力編

特にCtrl-e, Ctrl-yは機能は知っていても、欲しいときに思い出せないという
ジレンマを味わうこと過去多数。今度こそ覚えた!

キー入力 モード 動き
Ctrl-e INSERT 真下の文字と同じものが入力される
Ctrl-y INSERT 真上の文字と同じものが入力される
Ctrl-h INSERT バックスペース
Ctrl-w INSERT 単語レベルでのバックスペース

Ctrl-e, Ctrl-yの挙動はこんな感じになる

let E_HOGE_INVALID_ARGS = 1
//<-----------------------------------この位置からCtrl-yを押すと
let E_HOGE_INVALID_ARGS = 1
let E_HOGE_INVALID_//<----------------異なる部分まで繰り返す
let E_HOGE_INVALID_ARGS = 1
let E_HOGE_INVALID_TIME = 2 //<-------残りはそのままキー入力で記述

行コピーを利用しても良いんだが、変更箇所の部分まで移動して、INSERT MODEにして、またNORMAL MODEに戻して移動して……というのが地味にツライ。
(カーソルキーとDeleteキーを併用すれば1回のINSERT MODEでいけるけどポジショニングが悪くなるので微妙)

編集編

キー入力 モード 動き
u VISUAL 選択領域の英字をすべて小文字化
U VISUAL 選択領域の英字をすべて大文字化
S<t> VISUAL 選択領域の前後を文字で囲む。サラウンド入力
~ NORMAL カーソル位置の英字の大文字小文字反転して次に進む。
VISUAL MODE時にも使用できる
x NORMAL カーソル位置の文字を削除(Delete)
r NORMAL カーソル位置の1文字だけ置換するモードに変わり置換後はNORMAL MODEに戻る
u NORMAL Undo
Ctrl-r NORMAL Redo
ds<t> NORMAL 文字で囲まれている領域のだけ削除する。サラウンド削除

VISUAL MODEでのS<t>は意外とややこしい。とりあえず、手段は色々ありますが、わかりやすいのは対象の領域をVISUAL MODEで選択し、Sを入力した後に、囲みたい文字を入れる手順。
例えば、マークダウンで「`」で囲みたい時なんかこれを使うと楽になる。

サラウンド削除するためのds<t>コマンドがたまに効かなくなるのが辛い…。

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