InstrumentationTestでRxIdlerを使おうとしたがダメだった #Android

導入しようとしたけどうまくいかなかった話です。

環境

'com.android.tools.build:gradle:3.0.0'
'com.android.support.test.espresso:espresso-core:3.0.1'
'com.android.support.test:runner:1.0.1'
'com.squareup.rx.idler:rx1-idler:0.9.0'

RxIdler

RxIdlerは、EspressoのIdlingResourceを使って、RxJavaのSchedulerをいい感じに待ってくれるライブラリです。

RxJavaPluginsを利用することで、プロダクションコードに変更を加えずに導入ができます。

導入

READMEにある通り、TestRunnerを自作します。

class MyTestRunner : AndroidJUnitRunner() {
    override fun onStart() {
        RxJavaPlugins.getInstance().registerSchedulersHook(RxIdler.hooks())
        super.onStart()
    }
}

これだけで良いはずが・・・
Pre-Lollipopでは、NoClassDefFoundでテストが失敗しました。

MultiDex対応

とりあえず、Test multidex appsの通りやってみます。

だが、これでも変わらずだったので、Declare classes required in the primary DEX fileにあるmultiDexKeepProguardを使います。
これに記述したクラスは、最初に読み込まれるDEXに含まれるようになります。

app/build.gradle

android {
    buildTypes {
        release {
            multiDexKeepProguard 'multidex-config.pro'
            ...
        }
    }
}

app/multidex-config.pro

-keep class rx.functions.Action0
-keep class rx.plugins.RxJavaPlugins
-keep class com.squareup.rx.idler.RxIdler

これでNoClassDefFoundは発生しなくなりました。

Issue

全体のテストを実施していたら、このIssueを踏みました。

まとめ

他にも

Proposal to add RxIdlingResource for Espresso testingの例を使う
AsyncTaskのExecutorを使う
Schedulerを自作する

とかやってみましたが、どれもうまくは行かなかった。

根本が間違ってる可能性もありますが、時間的に諦めることにしました。