PHP開発環境構築手順(Windows)

Windows上でIDEを使ったPHP開発環境を構築する手順について纏めています。

CLI環境構築

1. xamppをインストール
   PHP関連のソフトをパックしたxamppというのがあるので使わせてもらいます。
   ダウンロードはここ

2. Composerのインストール
   ComposerはPHPのパッケージ管理システムです。
   ここからダウンロードしてインストールしてください

3. ライブラリインストール
   Composerを使ってライブラリを追加していきます。

   • CodeSniffer: コーディング規約に反していないかチェックするツール

     composer global require squizlabs/php_codesniffer=*
     composer global require phpmd/phpmd=*
     

   • CS Fixer: コーディング規約に反している場所を自動的に直してくれるツール

     composer global require friendsofphp/php-cs-fixer
     

   • Phing: ビルドツール

     composer global require phing/phing
     

4. 規約ファイルのセットアップ
   デフォルトで PEAR, SPR1, SPR2, Squiz, Zend がインストールされています。
   以下のコマンドで現在インストールされている規約の一覧を確認できます。

   phpcs -i
   

   • CakePHP

     composer global require --dev "cakephp/cakephp-codesniffer"
     phpcs --config-set installed_paths C:\Users\<ユーザー名>\vendor\cakephp\cakephp-codesniffer
     

   • 自分で作成した規約ファイル
     設置場所に規約ファイルを置く
     Windowsの場合：C:\xampp\php\pear\PHP\CodeSniffer\Standards\

IDEセットアップ

Eclipse

1. Pluginをインストールする。

   1. [Help]→[Install New Software]
   2. ツールを選択してインストール
      • リポジトリ：http://www.phpsrc.org/eclipse/pti/
      • 対象：全て選択

2. 設定

   1. [Window]->[Preferences]
   2. PHPの設定
      1. [PHP]->[PHP Executables]
      2. なんかええ感じに設定する
   3. PHPCodeSnifferの設定
      1. [PHP Tools]->[PHP CodeSniffer]
      2. いい感じに設定する（Zendを指定してみよう☆）

NetBeans

1. PHPのパスを設定

   [ツール]→[オプション]→[PHP]→[一般] を開く
   C:\xampp\php\php.exe を設定

2. コードスタイルの設定

   [ツール]→[オプション]→[PHP]→[コード分析]→[CodeSniffer] を開く
   CodeSniffer: C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Roaming\Composer\vendor\bin\phpcs.bat
   CSFixer: C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Roaming\Composer\vendor\bin\php-cs-fixer.bat
   デフォルト標準： PSR2
   （ツール→検査 でコードスタイルエラーが検出できるようになります）