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DRBD9環境をVagrant+Ansibleで540秒でインストールしてみた。

Last updated at Posted at 2016-10-04

DRBD9環境をVagrant+Ansibleで540秒で構築してみました。
VirtualBoxとVagrantがインストールされたホストマシンを用意してください。

今回実行したマシンの環境は以下です

ホストマシン環境

バージョン
OS MacOS Sierra
VirtualBox 5.1.6
Vagrant 1.8.6

構築するDRBD9環境

以下になります。
Ubuntu16.04サーバ3台をVagrantで構築し、その後AnsibleでDRBD9のパッケージをインストールします。
drbdctlは3台のサーバをコントロールするソフトウェアです。

DRBD9-server2.png

Vagrantでサーバ3台構築

ホストマシンにログインし任意の場所に移動します。
例では/vagrantを作成して移動します。

$ cd ~/
$ mkdir vagrant
$ cd vagrant

次にVagrantfileと実行用のスクリプトを取得します。

$ git clone https://github.com/ksawada1979/DRBD9-Vagrant.git
$ cp ./DRBD9-Vagrant/* ./

次にvagrant.shを実行します。

$ ./vagrant.sh 

自動的にサーバ3台作成されます。
途中で各サーバにログインするためのパスワード入力を求められますので入力してください。

Ansible実行準備

以降の手順は全て一号機で実施します。

まず一号機であるホスト名DRBD9-1にログインします。

$ vagrant ssh DRBD9-1 

ログインしたらAnsible実行のためにパッケージを追加します。

$ sudo apt-get install -y ansible git

次に鍵作成と鍵交換をします。
一号機を含め二号機、三号機と鍵交換します。

$ ssh-keygen -t rsa
$ ssh-copy-id -i .ssh/id_rsa.pub ubuntu@192.168.33.11
$ ssh-copy-id -i .ssh/id_rsa.pub ubuntu@192.168.33.12
$ ssh-copy-id -i .ssh/id_rsa.pub ubuntu@192.168.33.13

次にAnsibleのプレイブックを取得します。

$ git clone https://github.com/ksawada1979/DRBD9-Ubuntu16.04-Ansible.git
$ cd DRBD9-Ubuntu16.04-Ansible

Ansible実行

以降の手順は全て一号機で実施します。
Ansibleを実行して3台のサーバにDRBD9とDRBD manageをインストールします。ついでに時刻同期用にntpもインストールします。

$ ansible-playbook -i ansible_hosts drbd9.yml

以上でインストールが完了です。

DRBD9環境構築

次に構築になりますが、長くなりそうなので以下に分割しました。

簡単にできるDRBD9環境構築
http://qiita.com/ksawada1979/items/1fa59f1945e4853dde11

環境破棄

vagrantで作成した環境を破棄する場合は以下のコマンドで破棄できます。

$ vagrant destroy

再度作成する場合は本ページの手順どおりで540秒でインストール可能です。
色々な動作を確認して壊してを繰り返すにはちょうど、

参考

以下サイトを参考にさせていただきました。

VagrantのVMに複数のディスクを追加する方法
http://qiita.com/kjtanaka/items/8f3e92e029e46f826754

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