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数十社、数万人規模の組織のエンジニア交流会の話

Last updated at Posted at 2016-12-27

この記事はRecruit Engineers Advent Calendar 2016 の12/25の記事です
完璧に遅れました。すみません。

はじめに

このブログでは、かなりの大規模組織であるリクルートグループがどのようにエンジニア同士が交流をしているかを共有できればと思います。しかし、組織が巨大のため、あくまでも私自身主観の、私の観測可能範囲での話であるということを予めご了承ください。

また、私の本来の仕事はこのようなことをすることではありません。あくまでコミュニティ活動の一環として、趣味と勉強を兼ねて行っています。

でかすぎるグループ企業

によると、リクルートホールディングスの関連企業は、1,2,3,4…数えるのがめんどくなりました。とにかくいっぱいあります。社員数も数万ぐらいでしょう。多分。
それぞれの企業が、それぞれの責務を負って業務をしているので、どのようなエンジニアが求められ、どのような働き方をしているのか、どのような技術を使っているか、などはバラバラです。また、隣のグループ企業はやっていることが全然ちがうので、あまり知見などが共有されない状態にありました。というか、でかすぎるので、秩序を保ってそのようなことをするのがおそらく難しかったのでしょう。

そのような状態の中、今年の2月から、リクルートグループ社員だれでも参加でき、発表できるリクルートグループ横断エンジニア勉強会、というのを始めてみました。

エンジニア交流会

そのような背景があるなか、まあ、簡単に言えば、口コミと部署メーリングリストへの宣伝をして、半年に1回、リクルートグループ横断エンジニア勉強会行っております。
次回開催でちょうど1年のため、まだ手探り状態です。ちょうど2回にして三桁人数、二桁参加企業になることができました。

実施要領はとても単純で、

  • トピックを決める
  • 時間割を決める
  • 登壇してくれそうな人に声をかける
  • 登壇してくれそうなゲスト企業に声をかける
  • ピザと飲み物を用意する
  • フィードバックをもらう

これだけです。

至って普通の交流会/勉強会なのですが、毎回、ゲストとして外部の企業様にお越しいただいて、その企業内のノウハウの共有や、その企業の製品の紹介などをしていただいております。

フィードバックをもらう

フィードバックをもらうというのはとても大切で、また、主催者のモチベーションにもなります。会の満足度の5段階評価、要望などはもちろんですが、ゲスト参加していただいたそもそもの日頃の業務で困っていることを吸い上げるにも有効活用できています。
規模がとても大きくなってしまった会社では、現場の人の声を直接、まとめて困っていることをヒアリングするのにも苦労しているのではないでしょうか。このようなイベントを開催することで、効率的に問題点の吸い上げができるかと思います。
普通の開発とは違い、イベント開催なので半年に一度しかデプロイできません。できるだけ要望を吸い上げて反映することを心がけています。

まとめ

大規模企業でエンジニアの交流を横断的に行う、といったことを、あとから装着(「装着」ってリクルート用語なんですってね)するにはとても苦難、地道、そして泥臭い方法でしかできないということを身にしみました。しかし、それらの交流が最近広がっているとグループ内のいろいろなところで聞き、嬉しい限りです。
もし、あなたのお勤めの企業が同じような大規模な企業で、エンジニアが散らばっているのであれば、一度企画してみてはいかがでしょうか?

会の様子

次回は2017/2ぐらいに開催するのですが、まだトピックは決まっておりません。来てプレゼンしてもいいよ!という企業様、コミュニティ運営者様はぜひぜひ、 @kumakumakkk までリプライ、DMなどいただければ幸いです。リクルートグループ全体のエンジニアさんにアプローチできる場はあまりないのはないでしょうか…?

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