GitHubのリポジトリにgh-pagesというブランチを作り、html,css,jsを置くと簡単にWebサイトを公開することができます。
2016/08/18追記 masterブランチでもできるようになりました。特別な理由がないなら、masterブランチで公開したほうが簡単です。以下の記事に手順が分かりやすくまとまっています。
2016年新機能! GitHubのmasterブランチをWebページとして公開する手順
リポジトリの作成
公開したいサイトを管理するリポジトリをGitHubで作成します。
リポジトリ名は何でも大丈夫ですが、URLはhttp://ユーザー.github.io/リポジトリ/
になります。
リポジトリにソースをPush
まずは先ほど作ったリポジトリをクローンします。
(先にローカルでリポジトリを作ってもできますが、ここではcloneするやり方で説明します)
git clone git@github.com:ユーザー/リポジトリ.git
gh-pagesブランチを作成します。
git checkout -b gh-pages
ここでhtml,css,jsを好きなように作成してコミット&プッシュします。
# html,css,jsを作成したものとする
git add .
git commit -m "Webサイト作成!"
git push --set-upstream origin gh-pages
これで完了です。http://ユーザー.github.io/リポジトリ/
でアクセスできます。
ただし、実際にWebサイトが公開されるまで、少しタイムラグがあるかもしれません(10分くらい?)
サイトの更新
ここまでのことができたら、ローカルでソースを更新して、pushするだけでWebサイトを更新できます。
# html,css,jsを修正、追加、削除
git add .
git commit -m "Webサイト更新!"
git push
(不要なら)masterブランチを削除
サイト公開用にgh-pagesブランチを作ったので、masterとgh-pagesの2つのブランチが存在しています。
masterブランチとgh-pagesを同期させる方法もありますが、サイトを公開するだけならgh-pagesブランチのみを管理した方が楽なので、masterブランチを削除してしまいます。
まずはgithub上でデフォルトブランチをmasterからgh-pagesに変更します。これをしないとgithub上のmasterブランチを削除できません。
そして、ブランチを削除し、pushします。
git branch -d master
git push origin :master