Homebrew 0.9.3 から、superenv
という仕組みが導入されていた模様。上記 wiki ページにはだいたい以下のようなことが書かれている。
- 実行時の環境変数 PATH は無視され、Homebrew によって再構築される
/usr/local/Library/ENV/4.3:/usr/local/bin:/usr/bin:/bin:/usr/sbin:/sbin
-
/usr/local/Library/ENV/4.3
はsuperbin
と呼ばれる特別なbin
パス-
Formula
からメソッドとして使用することができる - 環境によっては
/usr/local
はbrew --prefix
で読み替えること
-
- ビルドに関係する環境変数を消す
-
superbin
にあるコンパイラを使う -
superbin
の詳細はLibrary/Homebrew/superenv.rb
を参照 - コマンド実行時に
--env=std
オプションをつけることでsuperenv
を回避可能
ニッチなツールをインストールするために自分で Formula
を書くとか、だいぶ昔に書かれた野良 Formula
を使うときとか、そういう時に影響がでそうな話。