UITextField の文字数カウント

これは何

Twitterなどでよく見る文字数カウントを実現する方法です。

UITextView の解説はよくありますが、UITextField のものは意外となかったのでメモしておきます。

やり方

UITextView の文字数カウント

例えば上記の記事と同じように shouldChangeTextInRange でやろうとすると一見問題なさそうなのですが、「゛（だくてん）」等も一文字としてカウントしてしまうため、カウントがずれます。

1. おはよう で4文字
2. おはようこ で5文字
3. おはようご で6文字（おかしい）
4. おはよう で5文字（おかしい）

なので、ShouldChange （入力前）ではなく DidChange （入力後）のデリゲートでカウントする必要があります。しかし、残念ながら UITextField にはそれが存在しません。

対策

UITextFieldTextDidChangeNotification で、入力後の通知を受け取れるようにします。

[[NSNotificationCenter defaultCenter] addObserver:self
                                         selector:@selector(textFieldDidChange:)
                                             name:UITextFieldTextDidChangeNotification
                                           object:_titleField];

NSNotificationCenter.defaultCenter().addObserver(self,
 selector:"textFieldDidChange:",
 name: UITextFieldTextDidChangeNotification,
 object: nil)

通知後に呼ばれるメソッドで文字数をカウントします。

- (void)textFieldDidChange:(NSNotification *)notification
{
    NSUInteger length = textField.text.length;
}

func textFieldDidChange(notification:NSNotification) {
    let length = textField.text.length
}

これで正しい文字数をカウントできるようになりました。

「入力した文字数」ではなく、入力できる「残り文字数」を表示したい場合は、最大文字数から引いてやれば良いですね。