ネットワークのLatency測定を仕掛けておくためにSmokepingではなくZabbixを使用したのでメモ。いつもはブログに書いていますが、QiitaにZabbixの投稿が少ないのを見てこちらに書いてみます。
経緯
SmokePingもいいのですが、以下の内容からやはりZabbixで。
・監視ツールが増えて管理画面を複数開くのが面倒。きっと見なくなる。
・Zabbix API使って実現していることをそのまま使いたい。
やりたい事
・パケットサイズを環境に合わせて応答時間を測定
・任意の間隔、パケット数で測定
・複数パケットを送信した場合、最大値/平均値/最小値も表示
・グラフを見た時に中央値をすぐに把握したい
・グラフは見やすい方がよい
Zabbixの設定
以下の3つのシンプルチェックを使用
・icmppingsec
・icmppingloss
・net.tcp.service.perf
シンプルチェックの使用例:
icmppingsec
icmppingsec[,5,,1000,]
icmppingsec[,5,1000,80,500]
net.tcp.service[ftp,,155]
net.tcp.service[http]
net.tcp.service.perf[http,,8080]
グラフ画像
・ネットワークレイテンシー(応答時間)
LargeとShortでパケットサイズを変えて応答時間を測定しています。
中央値はLargeとShort混ざって取っているので、グラフを分けた方がその点では良さそうです。
・HTTPレスポンス(応答時間)
ここでは単純にYahooへアクセスして計測しています。
最後に
テンプレートをGithubにアップしましたのでご自由にご使用ください。
間隔やパケットサイズなどアイテムの設定値を適宜修正して、ホストにテンプレートを適用してください。
あくまでも個人の範囲での提供のため、ご使用は自己責任でお願いします。
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