はじめに
BlueNinja が発表されて、これは!と思いすぐにポチったのだけど、にわか電子工作者には、ちょっと敷居が高かった。スターターガイドどおりにやっても、うまくインストールできない。東芝のサイトにいって NDA 結んだりしなくちゃいけなくて面食らう。
でも、搭載されているセンサーの値を Android でモニターするだけなら、べつに開発環境なんていらない。
以下の「実例紹介」から、すでコンパイルされている bin(BlueNinjaにインストール) と apk(Androidにインストール) をダウンロードしてインストールすればよい。
BlueNinjaを使って「ミニ四駆テレメトリーシステム(ロガー)」をつくる
動作確認手順
詳しくは、以下の記事が丁寧に説明してくれてありがたい。
Cerevo BlueNinjaが届いたのでCylon.jsでBLE疎通を試してみました
- bin のインストールは、上記の記事を参考に。リチウムポリマーバッテリーをつなぎつつインストールするのがコツなようです。Android アプリ「BlueNinja BLE Example」は、ここのZipファイル(apkにしておいてくれるか GooglePlay に置いてくれると楽なのに...)を展開してapkファイルを生成する。インストールは、ここを参考に。
- 開発ボードには、3つの物理スイッチがあるが、そのうち一つで microUSB端子に並置されているのが電源スイッチ。これを3秒ほど長押しするとBlueNinja上の赤いLEDが点滅し始める。
- 電源スイッチのすぐ横のスイッチを押すと BLE ペアリングモードに入る。BlueNinja上の緑のLEDが点灯する。
- Android上にインストールした「BlueNinja BLE Example」というアプリを立ち上げる。アプリには4つのボタンが下方にあるが、そのうちの「Connect BlueNinja」をタップすると、下の方に BLE_READY と表示され、BlueNinja上の緑のLEDが点滅し始める。ここで、「Enable Notification」をタップすると各種センサーの値がチロチロ表示される。たまに反応しないものがあるが、そのときは何回か「Enable Notification」をタップするといいようだ。
小型化考察
BlueNinja の何が魅力かというとバッテリー含めて小型であるということである。開発ボードつけてたら意味がない(十分小さいけどね)。開発ボードなしで、電源が入れられ、なおかつBluetoothペアリングする必要がある。
インターネットウォッチの記事の写真をみると、緑と黒の線がスイッチに繋がっている。おそらくこれが BluetoothLE のシンクスイッチだろう。実は、BlueNinjaの裏には謎の4極コネクタがある。
公式サイトのBlueNinja CDP-TZ01B ピンアサイン Rev1をみるとCN4(Connector4の略?)というところに PushSWとPowerSWという記述がある。それぞれ、シンクスイッチ、電源スイッチに対応していると思う。
GND, PushSW, GND, PowerSW ときれいに並んでいるので、それぞれ、GNDと短絡させればいいかと思って端子を金属端子で触ってみたが反応しなかった。スイッチは、押すとHighになるスイッチなのだろう。
GND-2pin と PowerSW-1pin を金属端子で短絡して3秒ほど待つと、電源が入った!もちろんこれは、電源スイッチを押したことに対応する。その次に GND-4pin と PushSW-3pin を短絡すると(シンクスイッチを押すことに相当)BLE ペアリングモードになった。バンザイ!これで小型化できる。あとは、ケースを作りたいな。
このコネクタは、日本圧着端子製造株式会社のものらしい。ウェブページ
公式サイトのBlueNinja CDP-TZ01B ピンアサイン Rev1には、「Switch connector JST BM03B-ACHSS-GAN-TF(LF)(SN)」という記述だが、4極なので、型番は BM04B-ACHSS-A-GAN-ETFっぽい。
これウェブサイトから購入したら、ちゃんと電線が付いているのだろうか?電線付きのもの秋葉原のお店に売ってるかな?本家のショッピングサイトで買えたらいいな。