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cloud9にEC-CUBE3をインストールしてみた

Last updated at Posted at 2016-04-02

会社の都合で、普段は触らないEC-CUBE3を触ってみるため、試しにcloud9に入るかどうか試してみました。

cloud9の準備

cloud9の使い方はこちらなどを参考にしてください。PHP+Apacheのテンプレートでworkspaceをひとつ作りましょう
スクリーンショット(2016-04-02 11.28.37).png

EC-CUBE3のインストール

コアファイルを取ってくる

EC-CUBE 3のGithubリポジトリへ行き、リポジトリのURLをクリップボードにコピペで持ってきます。

git clone https://github.com/EC-CUBE/ec-cube.git

をcloud9のTerminalに打ち込みます。

スクリーンショット(2016-04-02 11.35.47).png

左のファイルナビゲータを見ると、ec-cubeというディレクトリが切られていますね。今回はトップディレクトリをサイトルートにしようと思うので、hello-world.phpとREADME.mdを削除して、ec-cube/以下のすべてのファイルをサイトルートに持ってきます。

スクリーンショット(2016-04-02 11.38.58).png

ファイルナビゲータから右クリックで削除するもよし、ターミナルでrm打つもよし。
スクリーンショット(2016-04-02 11.40.36).png

こういう状態になってたら良いかな、と思います。

各種設定箇所を編集する

eccube_install.shを開き、53行目以降を編集します。

59行目のサイトルート設定を変更します。

eccube_install.sh
export ROOT_URLPATH=${ROOT_URLPATH:-"/html"}

次に、68から71行目のデータベース設定を変更します。

eccube_install.sh
export DBSERVER=${DBSERVER-"0.0.0.0"}
export DBNAME=${DBNAME:-"c9"}
export DBUSER=${DBUSER:-"your_name"}
export DBPASS=${DBPASS:-""}

DBUSERの値は、cloud9のユーザーネームと同じになっているはずです。分からなければ、先にMySQLを立ち上げ、ユーザーネームを確認してください。DBPASSは空欄でOK。

編集が終わったら、保存します。

MySQLの起動

次にTerminalからMySQLを起動させます。

mysql-ctl start

スクリーンショット(2016-04-02 11.50.41).png

インストーラのシェルスクリプトを走らせる

MySQLが立ち上がったら、

sh eccube_install.sh mysql

mysqlというオプションを付けるところがポイントです。

Composerが色々なものを取ってきてくれるので、しばしコーヒーでも飲みながら待ちます。

無事に成功すればこんな画面です

スクリーンショット(2016-04-02 11.55.26).png

起動してみよう

メニューバーにある「Run Project」を押し、Apacheを立ち上げます。

Apacheの起動を確認したら、Previewウインドウを立ち上げます。サイトルートには、EC-CUBE3のトップディレクトリが表示されているのがわかると思います。

スクリーンショット(2016-04-02 11.58.35).png

その中からhtmlをクリックします。

上手く行っていれば下記のようになっているはずです。

スクリーンショット(2016-04-02 12.03.58).png

管理画面にはどうやって入る?

ワークスペースのルートから、/html/admin が管理画面となります。

http://your_workspace_name-your_c9_username.c9users.io/html/admin

スクリーンショット(2016-04-02 12.05.51).png

ログインのアイパスは、


ID

admin

password

password


で入れます。後で変更しておきましょうね。

うまくいかない場合は…

もう一度、eccube_install.shの内容を精査したり、コマンドの入力間違いがないか確認しましょう。eccube_install.shはずっと残っているので、何度でも利用できます(ただし、一度インストールに成功した場合は、成功したEC-CUBE3を上書きするので、要注意)

まとめ

  1. c9をPHP+Apacheのテンプレートで立ち上げる
  2. git cloneでEC-CUBE3のコアを取ってくる
  3. eccube_install.shの中身を編集する
  4. sh eccube_instal.sh
  5. 公開ディレクトリは/html
  6. 管理画面は/html/admin
  7. インストール直後のログイン情報は、admin/password

以上、お疲れ様でした。

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