これはFOAM Frameworkについて、公式ページを翻訳しながら学んでいこうという記事です。
前回の記事はこちら。
今回からはいよいよチュートリアルを翻訳しながらやっていきたいと思います。
もし何か間違いやおかしい点などありましたら、コメントを頂けると幸いです。
原文はgithub.ioで、
ライセンスはこちらに準拠します。
以下翻訳
チュートリアル パート0
はじめに
概要
FOAMはJavaScriptのライブラリです。コンセプトによっていくつかのパートに分かれますが、一般的には相互にインポートしています。
- 先進的なクラスのシステム。Javaの原理に似ていますが、さらにパワフルです。
- データソースを抽象化するものやキャッシュのためのヘルパーやログのためのライブラリ
- ウェブアプリを作成するために使われるビューのライブラリ
FOAMは抽象的な概念や生産性やパフォーマンスの点でハイレベルな働きをします。Aboutページ(翻訳したものはこちら)にこの原理について更に記述してあります。または、このチュートリアルに従うことで、すぐに始められます。
このチュートリアルはいくつかのパートに分かれます。
- はじめに(以下)
- 中心となる概念
-
電話
モデル - コントローラー
- カスタムテンプレート
- ナビゲーション
詳細なビュー
や他のテンプレート
対象者
このチュートリアルの対象者はJavaScriptやウェブアプリには詳しいけれども、FOAMの概念や使い方を知らない人々です。
このチュートリアルは手短な概念の説明と、電話のカタログを表示するアプリをFOAMでコードを書いて作成する詳細なチュートリアルを織り交ぜて提供します。
必要なツール
このチュートリアルには2つだけ、必要なツールがあります。
git
- ローカルウェブサーバー。Pythonの組み込みのサーバーモジュールをお勧めします。
はじめに
では始めましょう。プロジェクトの新しいディレクトリを作成して、そこに移動して、FOAMをダウンロードしてください。
mkdir $PROJECT
cd $PROJECT
git clone https://github.com/foam-framework/foam.git
いま、 foam/
というサブディレクトリができました。それは、FOAMのすべてのコードと、たくさんのデモとテストページを持っています。
このライブラリはたくさんのファイルに分割されていますが、HTMLドキュメントにインクルードする必要があるのは core/bootFOAM.js
1つだけです。
core/foam.css
も同様に正しくビューが表示されるためにはインクルードしておくべきです。
以下の内容で $PROJECT/index.html
を作成してください。
<html>
<head>
<script src="foam/core/bootFOAM.js"></script>
<link rel="stylesheet" href="foam/core/foam.css" />
</head>
<body>
<script>
document.write(FOAM_POWERED);
</script>
</body>
</html>
ウェブサーバーを立ち上げて、このファイルに直でアクセスしてください。Pythonを使う場合、以下のようになります。
python -m SimpleHTTPServer # Python 2
python -m http.server # Python 3
上記は、8000番ポートでカレントディレクトリのファイルを表示します:http://localhost:8000/.
ページがローディングされると「FOAM Powered」のロゴが表示され、JSコンソールにはエラーは表示されません。
もし上記のように表示されたなら、おめでとうございます!FOAMが動き、次のチュートリアルであるパート1:中心となる概念を正しく行う準備が出来ました。
以上翻訳
上記の通りやってみると、確かにロゴが表示され、コンソールにエラーは見られませんでした。
Hello World的な扱いでしょうか。
次回はパート1をやってみたいと思います。