退役させたものの、何らかの理由で再度Mackerelのモニタリング対象にする場合の手順です。
通常、そのままMackerel Agentを再起動しても再登録することができません。これは、Mackerelがホストから伝えられる hostId
を基に個体を識別しているからです。
rootユーザで以下の通りに実施すると hostId
がリセットされ、再登録可能となります。
service mackerel-agent stop
ps auxwwf | grep mackerel # Mackerel Agent が停止していることを確認
cd /var/lib/mackerel-agent
mv id /tmp/
service mackerel-agent start
diff -su /tmp/id id # 違うと出ていればリセット成功
おためしください。
参考資料
- Source: mackerel-agent/config/config_linux.go
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hostId
がデフォルトでどのディレクトリに保存しているかを定義しています。 - 他のプラットフォームは、同じディレクトリにある
config_[PLATFORMNAME].go
を参照して下さい。
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