バグフィックスのリリースです。
Improvements
mixinされたメソッドのpropertyもtrackingされるされるようになりました。
- https://github.com/yyx990803/vue/blob/894b5fd85f9b899467578d24465bd85fc025cad8/test/unit/specs/api.js#L473-L496 のspecをみるとわかりやすいです。
v-styleが!importantを無視しないようになりました。
lazyオプションが子のVMで指定されていない場合は、親の値を継承するようになりました。
lazyオプションはinputで全てのinputイベント(キー入力)で反応するのではなく、changeイベント(enterキー押すかフォーカスが外れる)ときだけで反応するようになるオプションです。
v-repeatのなかでinputにv-modelを使うと、inputは子のVMになってlazyオプションが継承されなかったのがlazyオプションが継承されるようになりました。
v-onがsame originなiframeで動作するようになりました。
Fixed
いくつかのAndroid 4.1のデバイスでのtransitonsの挙動が修正されました。
https://github.com/bpierre/vue/commit/057c0867c75b2f69a399234a874d226c7d6d76a6
上のコミットログをみると、Objectのpropertyの順番でwebkit prefixがついているのをvendor prefixなしより前にしないとうまく動作しないみたいでなかなか厳しい感あるbug fixです...
attributeの名前に:が含まれていた場合でもパースできるようになりました。
xlink:href のような属性名を使用した場合にエラーになっていたのが、パースできるようになりました。
v-partial内の不要なcloneNodeが削除されました。
親のVMのtransitionが終了する前に子のVMが削除されてしまう問題を修正しました。
transitionのenterとleaveが指定されている要素をv-componentなどで入れ替える際に、古い要素を削除した後に新しい要素をenterで指定されているアニメーションと共に表示していたため、leaveのアニメーションが表示されていませんでした。なのでleaveのアニメーションが終わったあとに要素を削除するようになりました。
v-withは他のdirectivesよりも優先的に処理されるようになりました...?
v-withでcomputed propertyを使うとき(replace: trueであることも条件かも)、v-withを評価する段階ではまだcomputed propertyが準備出来ていなかったため親で指定された値をv-withの初期値として反映されなかったのが修正されました。(多分...。)
v-withでの循環的な更新が修正されました。
v-withと\$watchを一緒に使ったときに、ずっと繰り返し更新され続けたりwatchしている値とは違う値を更新した場合でも処理が走ったりと\$watchの挙動がおかしい問題が修正されました。