[Vagrant][Linux] ネットワークのデフォルトゲートウェイの設定

Vagrantで public_network 設定時に、デフォルトゲートウェイの設定を追加する方法メモ

公式ドキュメントの DEFAULT ROUTER の設定例の通りに設定すれば良かったです。

Vagrantfile

  config.vm.network "public_network", ip: "192.168.0.17"

  # default router
  config.vm.provision "shell",
    run: "always",
    inline: "route add default gw 192.168.0.1"

  # default router ipv6
  config.vm.provision "shell",
    run: "always",
    inline: "route -A inet6 add default gw fc00::1 eth1"

  # delete default gw on eth0
  config.vm.provision "shell",
    run: "always",
    inline: "eval `route -n | awk '{ if ($8 ==\"eth0\" && $2 != \"0.0.0.0\") print \"route del default gw \" $2; }'`"

Public Networks - Networking - Vagrant by HashiCorp

上記の例ではデフォルトゲートウェイに 192.168.0.1, fc00::1 という設定で追加しています。

注意点としては一番下の delete default gw on eth0 というところで元々のデフォルトゲートウェイの設定を削除している箇所です。この設定を忘れると旧設定と新設定で２重に設定されてしまうため不正な状態になってしまいます。

内容としては route コマンドを起動時に毎回使用しているだけのため、環境に合わせて内容は変更して下さい。
/etc/network/interfaces などを変更する方法もあるようですが、vagrantで運用するならこちらのほうがお手軽感はあります。

参考

Public Networks - Networking - Vagrant by HashiCorp
一時的にIPアドレス、ゲートウェイアドレスを変える - Humanity