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オリジナル片眼HMDを作る(pre.解析編)

Last updated at Posted at 2016-02-03

※Qiita初投稿

片眼HMD(ウェアラブルディスプレイ)の作り方を見つけたので、片眼HMDを作ります。
おそらく日本語の情報では初だと思うので、やってみたいという方は参考にしてください。

・adafruit DIY Wearable Pi with Near-Eye Video Glasses
https://learn.adafruit.com/diy-wearable-pi-near-eye-kopin-video-glasses/overview

上記のページ内に手順があるので、分解など詳細な手順はすっ飛ばします。

目的

・バッテリー兼ヘッドフォンアンプを使わずにHMDゴーグルのみの簡素な回路を作成する
・adafruitのサイトからDLできる3Dモデルより小型なHMDユニットを作成する

ピンアサインの解析

HMDゴーグル側、JST SH4ピンのピンアサイン
※向かって左から

ピンアサイン
image.png
ケーブル色 用途 備考
バッテリーGND
赤1 バッテリー+ 4.4Vを観測
赤2 コンポジット信号GND RCA黄色端子外側
赤3 コンポジット信号HOT RCA黄色端子中央

赤1はリポ/リチウムイオンバッテリーから直のようです。
USB充電時も5Vにはならなかったので、5V以下推奨?

赤2と赤3はおそらくNTSCのY/C分離?だと思いますが、ちょっと調べた感じでは分かりませんでした。
今回は白黒でも問題ないのでそのまま進めました。

2016/02/15追記:
コンポジット信号のGNDとHOT側の配線だと分かりましたので、上記表に反映しました。
JST SH(SHR)4ピンコネクタは、共立エレショップまたはaitendoで入手することができます。

参考

オシロでの観測結果
RIGOL Print Screen2016-02-03 7_37_15.501.png
オシロ上の番号と色 接続先
4(青) 元のコンポジット信号
1(黄) ケーブル赤2
3(ピンク) ケーブル赤3

1と3はバッテリー兼ヘッドフォンアンプからの信号。

次回

HMDゴーグルを直でドライブできれば、あのダサいバッテリー兼ヘッドフォンアンプともおさらばです。
次回以降、実際に3Dプリンタでガワを作ってみようと思います。

おきまりごと

・本ページの情報を参照して発生したいかなる不利益/損害について責任を負いません。
・記事内容の無断転載は認めません。本ページへのリンクを含んでください。
・必要に応じて随時追加/修正を行います。

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