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2枚目 SoftLayer Advent Calendar 2014

Day 5

SoftLayer Object Storage のファイル操作を簡単に行う方法

Last updated at Posted at 2014-12-05

このエントリは2枚目 SoftLayer Advent Calendar 2014の5日目のエントリです。


SoftLayer Object Storageとは、大容量のデータを格安で保存できるクラウドストレージです。管理ポータルから、Object Storageを操作することはできますが細かい操作を行うことができません。最も面倒な作業とは、Object Storageのアカウントや、コンテナ(フォルダのようなもの)を削除する時に、保存されているファイルの削除を1つずつ行う必要があるということです。

もちろんAPIを使えばいいのですが、簡単にObject Storageを使ってみたいという方にはつらいかと思います。そこで、SoftLayerのObject Storageに対応した、クライアントツールを紹介したいと思います。

Object Storageを利用するための準備

  1. まずはじめに、Object Storageを利用するには、Object Storageのアカウントを作成する必要があります。管理ポータルから[Storage] - [Object Storage]を選択して、[Order Object Storage]をクリックしてください。
  2. 課金に対する注意が表示されますので、よくお読みの上[Continue]をクリックしてください。
    Object Storage注文上の注意が表示されますので、よくお読みの上、チェックボックスにチェックを入れて、[Place Order]をクリックしてください。

以上で、Object Storageの注文は終了です。注文処理の経過は適宜メールによる通知が行われます。さらに、Object Storageにアクセスしてみます。

  1. [Storage]→[Object Storage]を選択してください。
  2. Object Storageをデプロイ出来るデータセンター一覧が表示されますので、お好みのデータセンターを選択してください。
  3. Object Storageのポータルの[View Credentials]をクリックすることで、オブジェクトストレージへアクセスする為のユーザー名やパスワード、エンドポイントといった重要な情報を確認することができます。

CloudBerry Explorer for OpenStack (Windows)

CloudBerry Explorer for OpenStackは、SoftLayerのObject StorageやOpenStackのSwiftに対してアクセスが可能なWindows向けのクライアントです。適切に設定を行うことで、非常に容易にこれらのObject Storage上のファイルに対する操作を行うことが出来ます。

  1. まずは以下のWebサイトにて配布されているCloudBerry Labより、CloudBerry Explorer for OpenStackをダウンロードします。
    http://www.cloudberrylab.com/free-openstack-storage-explorer.aspx
  2. 無償で利用できるFREEWARE版をダウンロードしてインストールして下さい。
    インストールしたCloudBerry Explorerを起動すると以下の様な画面が表示されますので、Register Laterをクリックしてください。
  3. 「ファイル」→「SoftLayer」を選択してください。すると、アカウント登録画面が出ますので、「追加」をクリックします。
  4. SoftLayerのObject Storageへのアクセス情報を登録するウィンドウが開きますので、ここに必要な情報を記述していきます。
  5. Display NameはCloudBerry Explorer上での識別用の名前、User name / API key / Autentication Serviceは、「View Credentials」で確認できる内容を記述します。

Cyberduck (Mac)

CloudBerryと同じくSoftLayerのObject Storageにアクセスが可能なMac向けのクライアントです。下記のWebサイトからダウンロードして使用してください。
https://cyberduck.io/index.ja.html?l=ja


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