日本語訳 atom-shell dialog module

atom-shellではよく使うであろう、ダイアログモジュールのAPiの翻訳です。

ダイアログ

dialogモジュールはネイティブシステムのダイアログを表示するAPIを提供します。
Webアプリケーションはネイティブアプリケーションと同じユーザー体験を提供することができます。

以下はダイアログを表示し複数のファイルやディレクトリを選択する例です。

var win = ...;  //ダイアログを表示するウィンドウ
var dialog = require('dialog');
console.log(dialog.showOpenDialog({ properties: [ 'openFile', 'openDirectory', 'multiSelections' ]}));

Note for OS X: もしシートのようなダイアログを表示したいなら、BrowserWindowの参照をbrowserWindow引数に与えるだけでよいです。

dialog.showOpenDialog([browserWindow], [options], [callback])

• browserWindow ブラウザウィンドウ
• options Object　オプション
  • title String
  • defaultPath String
  • filters Array
  • properties Array - どの機能をダイアログが使うべきかを含む、以下が使用できる。 openFile, openDirectory, multiSelections and createDirectory
• callback Function

成功時にはユーザーが選択したファイルパスの配列を返却する、そうでない場合はundefinedを返却する。

filtersは表示や選択ができるファイルの種類を決めます。
以下に例を書きます。

{
  filters: [
    { name: 'Images', extensions: ['jpg', 'png', 'gif'] },
    { name: 'Movies', extensions: ['mkv', 'avi', 'mp4'] },
    { name: 'Custom File Type', extensions: ['as'] },
  ],
}

もし callback が引数として渡された場合, the APIの呼び出しは非同期になり、callback(filenames)によって結果が返却されます。

Note: Windows や Linuxではオープンダイアログはファイル選択とディレクトリ選択は同時にできません。
もし、これらのプラットフォームで['openFile', 'openDirectory']`を指定した場合はディレクトリ選択のほうが適用されます。

dialog.showSaveDialog([browserWindow], [options], [callback])

• browserWindow ブラウザウィンドウ
• options Object
  • title String
  • defaultPath String
  • filters Array
• callback Function

成功した場合はユーザーが選択したファイルのパスを返却し、それ以外の場合はundefinedを返却します。

filters は見ることができるファイルの種類を特定します。
dialog.showOpenDialog の例を見てみましょう。

もし callback が引数として渡された場合, the APIの呼び出しは非同期になり、callback(filenames)によって結果が返却されます。

dialog.showMessageBox([browserWindow], options, [callback])

• browserWindow ブラウザウィンドウ
• options Object
  • type String - "none", "info", "warning"より選べます。
  • buttons Array - ボタンのための文字列の配列
  • title String - メッセージボックスのタイトル, プラットフォームによっては表示されないものがあります。
  • message String - メッセージボックスの内容
  • detail String - メッセージの追加情報
  • icon NativeImage
• callback Function

メッセージボックスを表示し、メッセージボックスが閉じられるまでブロックします。
クリックしたボタンのインデックスを返却します。

もしcallbackが引数に渡された場合, API 呼び出しは非同期となり、
結果は callback(response)を通じて返却されます。

dialog.showErrorBox(title, content)

エラーメッセージを表示するモーダルダイアログを表示します。
このAPIはよくスタートアップの早い段階で利用されるため、
appのreadyイベントを放つ前に安全に呼ぶことができます。