はじめに
個人用を取得したので会社用の AWS アカウントのリソースを整理して定常的な課金が発生しないようにしたいと思いました。もちろんアカウント自体を閉じてしまう、というのも出来ますがこのアカウントは今では大変レア?な EC2-Classic 環境のアカウントなので一応取っておこうかなと。
消せども消せども
リソースを綺麗に消したつもりでしたがビミョーな課金が発生します。
...タグ付けをちゃんとやって来なかったツケです。
これをコストエクスプローラーで見てみます。
おなじみのマネジメントコンソールを開きます。右上の[請求とコスト管理]をクリック。
すると、課金についてのダッシュボード画面に移行します。
これでも何となく EC2 の課金が占めてるなぁというのは判ると思いますが、もうちょい詳しく見ます。
画面左側のメニューバーにある[コストエクスプローラー]をクリックすると、右側に[コストエクスプローラーを起動]というリンクがあるのでこれをクリックします。コストエクスプローラーの起動までちょい待ち。
表示期間をプルダウンメニューで選べます。デフォルトは Monthly (月ごと) で3ヶ月単位だけど Daily (日ごと)で7日間表示に切り替えてみます。
結構課金は減っているけど、まだ何か課金されている様子。意図的にリソースを残しているS3, Route53以外全部 EC2 の課金。タグを付けてないので力技で各リージョンのEC2コンソールを覗いてみました。よく考えるとTrusted Advisor 使うという手もあったかも。
消し忘れてたもの
*他リージョンのインスタンス(なんでそのリージョン使ったの?ねぇ?って自分に問いたい。)
*Elastic Load Balancing
*EBS Volume
*AMI
*Snapshot
*Elastic IP (お約束)
その他注意事項
今回自分ではハマらなかったですが、多分初心者の方の場合以下のようなところにハマってうっかり課金が発生してしまう人もいるかもしれないので注意事項として書いておきます。
*CloudFormationやAutoScalingで立ち上げたリソースの場合、単独EC2インスタンスだけ消してもまた自動的に復活してしまう
*AMIだけ消してSnapshot消さないと意味ない(AMI の中にSnapshotが含まれるので AMI を消しても自動的にSnapshotは消されない)
*特にEBSの場合起動ボリューム以外の追加ボリュームは割とインスタンス終了時に自動的に消される設定になってないので注意
*停止しているインスタンスは Elastic IP がついていても使っていないと見なされるので注意
そんな感じのところ注意して使えば楽しくやって行けるかと思います! Enjoy!!