MacとWindowsを並べて作業することになったのですが、どちらのマシンを触っていても、ついついキーボードに手が伸びてしまう…
ということで、一つのキーボードとマウスを二台のマシンで使いまわすため、Synergyを導入してみることにしました。
多少使えるようになるまでも引っかかるポイントが多いです。
そしてまだまともに使えていませんorz
実現したいこと
- キーボードとマウスの共有
- できればシームレスにやりたい
環境
- サーバ
- デスクトップ機
- ここにキーボードとマウスを繋ぐ
- キーボードもマウスもWindows用 (FILCOのMajestouchとDellのPC付属マウス)
- Windows 7 (64bit)
- デスクトップ機
- クライアント
- MacBook Pro
- Mac OS X 10.9.5
手順
サーバ側
インストール
Windows版のSynergyをインストールします。
今回はNightly Buildから、バージョン1.6.1をダウンロードしてインストールしました。
設定
"Server"にチェックを入れてサーバモードのにした後、
"Configure Server..."から新しいスクリーンを追加します。
(追加したスクリーンが後からつなぐクライアントになります)
Macをつなぐので、スクリーン名はとりあえず"Mac"としました。
追加せずにクライアントから接続を試みると、接続に失敗するので注意。
場合によってはAliasの設定も必要かもです。
お好みで、クライアントのsuper
とalt
を入れ替えます。
この設定をしておくと、共有したいキーボードのAlt
キーがCommand
キーに、Windows
(田)キーがoption
キーになるので、Macのキー配列に近くなります。
section: screens
Mac:
alt = super
super = alt
クライアント側
インストール
Mac用のSynergyKMをインストールします。
バージョン1.0.2がリリースされていたので、これを使うことにしました。
インストールする際は、 Install Synergy for all users にしておくのが良いらしいです。
設定
"システム環境設定"に"SynergyKM"という項目が増えているので、そこから設定を行います。
クライアントにするので、Connect to a shared keyboard and mouse
を選択。
Connect to:
にはサーバー機のIPアドレスをいれます。
Your Screen Name:
は"Mac"(サーバ側で設定したスクリーン名)にします。
Apply nowを押したら、あとは機能をONにするだけ。
結果
マウスはばっちり使えています。
左右クリック、ホイールスクロール、ホイールクリックが正常に使えていますし、タイムラグも全く感じません。
クリップボード共有機能が地味に便利で、URLのコピーなどをしたいときにとても役立っています。
しかし、キーボード周りで以下のような問題が続出。
一番使いたいのはキーボードだというのに…
様々な問題(全部未解決)
クライアントでキーボードが効かない
Ctrl
やShift
など一部のキーのみ効くという面白おかしい状態に。
こちらの回答を元に、以下の作業を行ったところ、とりあえず動いています。
- USキーボード以外の入力ソースを全部削除
- 再起動
- 入力ソースを元に戻す
この後再起動してないので、再起動後にどう転ぶかが不安ですが。
記号の入り方がおかしい
さて、上の問題がどうにかなっても、どうもEnterキー周辺の記号入力がおかしい。
:
を打っても;
しか入らないし、@
を打つと6
が入る。イミワカンナイ!!
記号類がきちんと入らないと、プログラムを書くのに差し障る…というかもはやまともに書けません。
これは困る。
どうやらUSキーボードとJISキーボードでボタンのコードが異なるのが原因らしいのですが…
どなたか、良い修正方法をご存知でしたらお教え下さい。
"無変換" "変換"キーが効かない
どうやらソースをいじればどうにかなるらしいのですが、開発環境を整えるのが大変なので、ひとまずは放置。
困るのが入力ソースの切り替え。
とりあえずはCmd + Space
でしのいでいます。