Droidkaigi 2016に参加してまいりました。
発表者、関係者のみなさま、ありがとうございました!
さて、DroidKaigiでは全部で45のセッションが催されておりました。
ここではたくさんのセッションの中から 即効性がある という観点から選んだセッションを5つ、独断と偏見でご紹介します。
OSSの動向を捉えた実装方針 ( @wasabeef_jp さん)
ライブラリでとにかく開発を楽にしたい というアナタには特に効果があると思います。
とにかく膨大な数のライブラリが紹介されています。
有名どころもあればマイナーなものもあるので、一度目を通してみると新しいライブラリとの出会いがあるかもしれませんね。
こちらの記事に、紹介されたライブラリすべてへのリンクが書かれているようです。
DroidKaigi 2016 で 紹介された Android開発に役立つ ライブラリ 集 と スライドリンクまとめ
Android Dev Tools Knowledge ( @operandoOS さん)
周辺ツールを駆使して開発を楽にしたい というアナタにおすすめです。
Android開発者にはおなじみ adb
コマンドの便利サブコマンドから、Gradleプラグイン、Android Studio (IntelliJ)プラグインまで多岐にわたって紹介されています。
個人的には特に adb-idea の便利さが半端ではなかったです。
アプリのデータを一発で消去できるので、インストール後の初回起動時にしか再現しないバグの調査で大活躍しました。
Support Library ノススメ ( @yuichi_araki さん )
今や必須ライブラリとなった Support Library を正しく理解して活用したい というアナタは読んだ方が良さそう。
特に Material Design にどう対応させたらいいのかわからない、と悩んでいる方は必見かと。
CoordinatorLayout や Behavior など、最近登場した新しいクラスの使い方のヒントも紹介されています。
ライブコーディング・Androidのライブラリを作ってみよう ( @mapyo さん)
Android用のライブラリを作ってみたい というアナタにおすすめ。
ライブラリ化する箇所のヒントから、JCenterへ公開する具体的な方法までカバーされています。
業務でアプリを作っていると他でも使えそうな機能がちょいちょい出てきたりするので、どんどんライブラリ化して公開して、他の開発者まで幸せにできたら素敵ですね。
Advanced Kotlin for Android ( @ngsw_taro さん)
Kotlinの便利な使い道を知りたい というアナタにお役立ち。
最後に紹介されている Double context extension というテクニックはKotlinの評価順序まで知らないと理解できないかもしれませんが、総じてKotlinを使えばAndroid開発はこれだけ楽になる、という知見を得ることができます。
個人的には val
と lazy {}
の存在だけでもKotlinを使う価値があると思います。
以上、独断と偏見でチョイスした5つでした。
もちろん、他のセッションも十二分に役立つ内容となっていました。
(困っていることや抱えている課題によって役立つかどうかが変わってくるので、真に役立つかどうかは人それぞれ、その時々によります)
ぜひ上記以外のセッションの資料もご覧になってください。
さあどんどん開発するぞ\\\٩( 'ω' )و ////