Linux系のサーバー管理ツールといえば Webmin や、有料なら cPanel なんかが有名。
だけど他にフリーなのないかなと探してみると Ajenti というのが最近人気があるっぽい感じだった。
Ajenti 公式サイト
http://ajenti.org/
インストール
インストールは簡単で、例えば CentOS6 なら以下のコマンドで一発。
(すべて yum で入れてくれる模様)
curl https://raw.githubusercontent.com/ajenti/ajenti/1.x/scripts/install-rhel.sh | sh
Ubuntuとか他のものは以下のページにインストール方法がある。
http://support.ajenti.org/list/27624-kb/?category=9290
Pythonで動いてるらしく、上記インストールコマンドでそれら必要なものは全て揃えてくれる。
(ちなみに CentOS6.5 に入れた時は Python2.6.6 が入ってた)
インストール後に起動すると https://localhost:8000 でアクセスできるようになる。
(ちなみに上記インストールで起動までしてくれる。また、ポートは設定画面で変更できる)
初期状態のID/パスワードは root / admin になっている。
以下ログイン後の画面をざっと紹介。
ダッシュボード
Ajenti の設定画面
言語を ja_JP にすれば日本語表示になる。( Ajenti の再起動が必要)
cron 管理画面
yum とかのパッケージ管理画面
ターミナル画面
パッケージインストール時などは擬似ターミナルがタブ表示される。
コマンド入力も可。
Apache の管理など
Apache が入っていればバーチャルホストや設定ファイルの編集など可。
ちなみに Nginx も可。
「メモ帳」なんて機能も
といってもベタテキストをファイルで保存するもの。(保存先は選べる)
デスクトップ通知
それと地味に好印象な機能で「デスクトップ通知」がある。
パッケージのインストールとかで処理が終わると「完了しました!」とかデスクトップ通知がくる。
(もちろんモダンブラウザのみ)
ブラウザ管理ツールならではですね。
今回は Vagrant で入れて試してみただけなので、どこかで使ってみようかと思う。
それにしても「Ajenti」てなんと読むんだろ。「あじぇんてぃ」でいいのかな・・・?
Ajax的な感じで「えーじぇんてぃ」な気がしないでもない。