Electron0.37.0から搭載Chromeが49になりました。
それに伴い49から実装されたCSS VariablesがElectronで利用可能になりました。
利用方法などは
CSS Variables (CSS カスタムプロパティ) の使い方 | WWW WATCH
など、日本語の記事がありますのでご活用ください。
丁度0.36系で触っていてmargin
周りのcalc()
でマジックナンバーだらけになってしまい、
「これは後々見返すとやばいっ…変数ほしい!」
となっていたので、Chrome49のリリースとElectronの対応を心待ちにしておりました。
Sass?なにそれコワイ!という自分のような方々も安心してデフォルトCSSで変数ライフをご堪能ください。
別ブラウザの対応を気にせず使えるのもやっぱりいいよね…
基本は
:root {
--hoge: 1px;
}
body {
margin: var(--hoge);
}
と--
付きで宣言してvar(--~)
で利用します。
calc()
にも使用できますが、符号の反転は
-var(--hoge)
ではまあ当然できなかったので、
var(--hoge) * -1
などで代用しました。
参照
- Release electron v0.37.0 · atom/electron
- CSS Variables (CSS カスタムプロパティ) の使い方 | WWW WATCH
- Chrome Releases: Stable Channel Update Chrome 49
-
Chromium Blog: Chrome 49 Beta: CSS custom properties, background sync with service workers, and new ES2015 features
Stable updates には見落としか見つけられませんでしたが、Betaのころから49で実装予定と各所で書かれていました。