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Electronが作成・保存するlocalStorageなどのキャッシュディレクトリ

Last updated at Posted at 2016-01-26

保存場所(Windows7の場合)

C:\Users%USERNAME%\AppData\Roaming\package.jsonのnameフィールド\

検証環境

  • Windows7 Professional 64bit
  • electron-prebuilt 0.36.4
  • node v5.2.0

Electronを触ることは簡単ですが、余計なゴミ1をできるだけ出したくない。
そこで、ローカルに値を保存できるlocalStorageを使うときは場所を調べておこうと思ったが、検索にうまくひっかからなかった。
しかたがないのでファイルモニターを使って書き込みを監視した。
調べると、localStorage以外にもキャッシュやCookieも同ディレクトリに保存していた。
localStorageを使わないから余計なファイルが残らないわけではないようだ。

同じアプリでもpackage.jsonのnameフィールドを変えると、
変えた名前のディレクトリが作成されたので、これに依存していると言っていいと思う。

不要になったアプリ名のディレクトリをまるごと削除すればよさそうなので、これで神経質な人も気兼ねなく開発できそう。

追記:main process から取得 (全環境対応)

投稿直後にもっといいやりかたをよく思いつく。
(比較的マイナーな)localStorageに固執していたから検索に引っかからなかった。
「Electron Cookie directory」などと検索したら目的に達した。
しかもドキュメントにしっかり書いていた。

※どちらも同じ

main processで
app.getPath('userData')を実行すれば取得できる。
これでWindows以外の場合も楽に取得できるだろう。

main processは完璧にクイックスタートのコピペだった。
ちゃんと読もう。

main processでのconsole.log()もまた一癖あるので注意。

  1. アプリ削除後も残るようなファイル

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