内容
ExpanDriveを使って、VSI(Windows)からBluemixのObject Storageをマウントします。
概要
VSI(Windows)からObject Storageをマウントするには、以下のルートを経由する方法があります。
- Bluemix IaaS (旧SoftLayer)
- 1 - Public NW 経由でOpenStack Swiftベースのエンドポイントにアクセス
- 2 - Public NW 経由でS3 APIベースのエンドポイントにアクセス
- 3 - Private NW 経由でOpenStack Swiftベースのエンドポイントにアクセス
- 4 - Private NW 経由でS3 APIベースのエンドポイントにアクセス
- Bluemix Public (PaaS)
- 5 - Public NW 経由でOpenStack Swiftベースのエンドポイントにアクセス

ExpanDriveとは
ExpanDriveは、有料ソフトウェア(1ライセンス49.95ドル)ですが、1週間無償トライアルが可能です。
MacとWindowsのどちらでも使えるので、便利です。
今回試した中では、「2. Bluemix Public (PaaS)」には対応していないようでしたので、「1. Bluemix IaaS (旧SoftLayer)」での設定方法を紹介します。
接続方法
以下の中から、接続の方式によって選びます。
Bluemix IaaS (旧SoftLayer)には、「Amazon S3」「OpenStack Swift Storage」が使えます。
OpenStack Swiftベースの場合
Bluemix IaaS (旧SoftLayer)の画面から、エンドポイントの情報と認証情報をとってきましょう。
Storage > Object Storage > ACCOUNT NAME > Datacenter > View Credentials から情報を確認できます。
「OpenStack Swift Storage」を選択して、以下のように入力します。
(プライベートから使う場合は、プライベートエンドポイントのURLを入力します。)
S3 APIベースの場合
Storage > Object Storage > ACCOUNT NAME > Show Credentials から情報を確認できます。
「Amazon S3」を選択して、以下のように入力します。
(プライベートから使う場合は、プライベートエンドポイントのURLを入力します。)
まとめ
BluemixのObject Storageには、いろいろな接続方式があり、便利ですね。
プライベートから使えたり、S3互換のソフトが使えたり、料金についてもS3より割安に設定されているので、これからも便利に使わせてもらいたいと思います!