SoftLayerに聞いてみる前に
Object Storageの課金について、チケットで聞いてみました。
Object Storage APIとの通信方法に以下の2種類があります。
- Private API Endpoint
- プライベートネットワーク経由のファイルのアップロード/ダウンロードは、完全無料です。もちろんオブジェクトスペースの保管料はかかります。($0.04/GB/月、DCにより異なる単価が設定されています。)
- Public API Endpoint
- パブリックネットワーク経由のファイルのアップロード/ダウンロードには、下図のような通信課金になっています。
- 預けるのは無料ですが、引き出すのには手数料がかかる。銀行方式です。(柔らか層本、P58)
- データ通信(出力)のことをアウトバウンドと呼んでいますが、アウトバウンドには課金が発生し、$0.09/GBかかります。(1GBあたり10円ですね。DCにより異なる単価が設定されています。)(http://www.softlayer.com/jp/object-storage)
SoftLayerに聞いてみた
質問
Public API Endpointに対して、GETとかPUTをした場合のレスポンスは、アウトバウンド課金に含まれますか?
たとえば
- PUT --upload-fileをすると返ってくるResponse(ErrorとかOKとか)
- GET container(URL)をすると返ってくるオブジェクトリスト
APIでファイルリストを見るだけでアウトバウンド課金されてしまっては困ると思い、聞いてみました。
回答
Object Storage pricing model is based on exact capacity you consumed.
That is, you are only charged by the amount of objects occupying the container and when you download them through public network.Uploading and using private network are not metered and free of charge.
Likewise, those queries you made are not billed as it seems simply getting the status and has not to do with downloading actual files/images.Sales Engineer, SoftLayer
要するに課金対象となるのは、以下の2つだけということでした。
- オブジェクトストレージ保管料
- パブリックネットワーク経由のオブジェクトファイルダウンロード
これでみなさん安心してオブジェクトストレージを使えますね。