Instagram風のイメージピッカー、DLCImagePickerControllerを使ってみた

日本語の資料がほとんど見つからなかったのでメモ。

インストール

CocoaPodsからインストールするのが簡単です。DLCImagePickerControllerを入れましょう。

Podfile

pod 'DLCImagePickerController'

呼び出し

DLCImagePickerControllerのインスタンスを生成してUINavigationController:presentViewController:で表示します。

DLCImagePickerController:initではDLCImagePicker.xibが使用されてる（ようにハードコードされている！）ので、見た目をカスタマイズしたい場合にはinitWithNibName:bundle:を使用してカスタマイズしたXIBファイルを食べさせてください。

DLCImagePickerController *picker = [[DLCImagePickerController alloc] init];
picker.delegate = self;

// customize here
picker.outputJPEGQuality = (CGFloat) 0.9;  // UIImageJPEGRepresentationの品質
picker.requestedImageSize = CGSizeMake(1024, 1024);  // 表示に利用するサイズ？

[self.navigationController presentViewController:picker animated:TRUE completion:nil];

受け取り

DLCImagePickerControllerDelegateプロトコルを実装します。これはUIImagePickerとほぼ同様のインターフェイスを持ったプロトコルですが、 NSDictionary内にUIImageではなくNSDataが格納されいてる点に注意 してください。画像データ取得時のキーは@"data"です。

- (void)imagePickerController:(DLCImagePickerController *)picker didFinishPickingMediaWithInfo:(NSDictionary *)info
{
    // 画像データは info[@"data"] にNSDataオブジェクトとして格納されている
    UIImage *image = [UIImage imageWithData:info[@"data"]];

    // UIImagePickerControllerも併用するのであればUIImagePickerControllerOriginalImage等にフォールバックする
    if (!image) {
        image = [info objectForKey:UIImagePickerControllerOriginalImage];
    }

    // UIImageをお好きなように調理してください
}

撮影サンプル

モノクロフィルタを選ぶとこんな感じ。撮影部分の周りについている各種ボタンは標準搭載のものです。

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トラブルシュート

GPUImage 0.1.2でコンパイルが通らない

Blur関連のメソッドが変更されておりコンパイルが通りません（issue #45）。GPUImage 0.1.1を利用してください。