Django admin siteでアクションを追加する

django admin siteを利用するには、mysite.appname.admin内で admin siteで管理したいモデルと Adminクラス（のサブクラス） を登録する。

Adminクラスのサブクラスをカスタマイズすることで、admin siteでの挙動を変更することが出来る。ここでは特定のアクションを追加する方法を紹介。

## アクションを実行した場合の処理
def update_lnglat(modeladmin, request, queryset):
    """Shopクエリセットを元に、Shopモデルの位置情報を更新する。
    """
    for shop in queryset.all():
        # 位置情報を更新する
        update_shop_lnglat(shop)

# アクションに表示する場合の名前
update_lnglat.short_description = _(u"Update shop location info by address")

## Admin
class ShopAdmin(admin.ModelAdmin):
    list_display = ('name', 'region', 'slug', 'email', 'phone', 'fax', 'lnglat')

    # callableなオブジェクトを渡す
    actions = [update_lnglat]

## admin siteへの登録
admin.site.register(Shop, ShopAdmin)

ShopAdminクラスのactionsプロパティで定義された関数がdjangoの管理画面上に表示される。コード中でshort_descriptionを定義しており、これが表示されていることが解る。

関数には次の引数が渡る。

• ModelAdmin（この場合はShopAdmin）
• HttpRequest
• QuerySet

3番目はチェックを付けたオブジェクトが含まれるQuerySetが渡る。これをループで回せば「チェックを付けた対象に対して特定の処理を行う」というのが実現できる。

参考

• Django Admin actions