C言語のポインタ基本

概要

C言語のポインタの基本をまとめておく。

ポインタとは

アドレス（住所）のことである。「アドレス生成」及び「アドレス参照」を行う。

ポインタを利用するメリット

値渡しによる処理より、参照渡しによる処理の方が高速で行える。

用語解説

アドレス生成演算子

&a //変数aに&をつけることで変数aのアドレスを生成する

アドレス保存宣言

int *b;
(int *) b; //アスタリスクは型に属する

アドレス保存変数

int *b;　//アドレス保存宣言で作った変数は、アドレス保存変数（アドレス保存型）となる

アドレス参照演算子

*b;
(*b);　//アスタリスクは変数名に属する（アドレス保存宣言とくっつき方が違うので注意する）

ポインタ操作基本

#include <stdio.h>

int main(void) {
    int a   = 5; 
    int *b  = &a; //アドレス生成演算子&で変数aのアドレスを生成して、アドレス保存宣言により、アドレス保存変数bに変数aのアドレスを格納
    int **c = &b; //アドレスを保存する変数のアドレスを保存する変数cはアスタリスク２つ付く
    printf("%d",**c); //アドレス参照演算子もアスタリスクが２つとなる
}

結果

5