概要
/etc/sysctl.conf の kernel.panic を 0 にすることで、Linuxがカーネルパニックした際に再起動を抑止する設定がある。
下記に記載したように、この挙動は、とあるカーネルバージョン以降のカーネルを採用したHVMインスタンスとPVインスタンスでは無効である。
EC2上のLinuxカーネルパニック時の挙動をまとめてみた
わりと混乱するという話を聞き、需要があるような無いような気がしたのでまとめてみた。
注意点
- EC2環境以外のクラウド基盤での検証はしていない。この挙動は現時点でのEC2環境でのみ確認している。
- pingによるカーネルパニック後の稼動状態の検証には要注意。単純にsysrqによって引き起こしたカーネルパニックでは、普通にカーネルパニックしたインスタンスがネットワーク割り込みを実行し続けてpingに反応してしまう可能性がある。